3.別のものに意識が向いている
猫は五感が鋭く、周囲の小さな変化にも敏感に反応する動物です。わずかな音や匂い、窓の外を通る人や鳥の動きなど、人が気づかない刺激にも強く意識を向けます。そのため、飼い主が声をかけたタイミングで、たまたま別の対象に集中していると、反応が返ってこないことがあります。
この場合、飼い主を無視しているというよりも、「今は気になるものが優先」という心理です。猫にとっては自然な行動であり、気分や感情とは直結していません。
この場合は注意を引こうとして何度も呼んだり、体に触れたりする必要はありません。猫の集中が途切れれば、自然とこちらに意識が戻ることも多いため、しばらく様子を見るのが適切でしょう。
4.体調が不安定
猫が普段より元気がなく、呼びかけへの反応も鈍い場合は、体調が万全でない可能性も考えられます。猫は不調を外に出しにくい動物で、つらさを感じていても静かにやり過ごそうとする傾向があります。その結果、「無視されている」と感じる行動として現れることがあります。
特に、動きが少ない、寝ている時間が極端に増えた、表情に覇気がない、毛に艶がないなどの変化が見られる場合は注意が必要です。
このケースの場合は無理に構わず、食欲やトイレの様子、歩き方などをよく観察してください。違和感が続く場合は、早めに動物病院に相談しましょう。

