”鼻づまり”を放置すると危ない?「副鼻腔がん」の生存率と治療法を医師が解説!

”鼻づまり”を放置すると危ない?「副鼻腔がん」の生存率と治療法を医師が解説!

副鼻腔とは鼻の内部にあるのが鼻腔といい、その周りにある空洞が副鼻腔といいます。

副鼻腔がんは、この鼻腔の周りにある空洞に癌が発生した状態のことをいいます。

初期のころの症状には気付きにくいものです。症状があっても軽いうちは鼻づまりや頭痛といったよくある症状と変わらないので、さらに発見が遅れる傾向にあります。

早期発見するためにも単なる鼻づまりや頭痛と軽視せず、早めに医師の診断を受けましょう。

そこでここでは副鼻腔がんの治療に対する注意点を解説していきます。

※この記事はメディカルドックにて『「副鼻腔がん」になると現れる初期症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

郷 正憲

監修医師:
郷 正憲(徳島赤十字病院)

徳島赤十字病院勤務。著書は「看護師と研修医のための全身管理の本」。日本麻酔科学会専門医、日本救急医学会ICLSコースディレクター、JB-POT。

副鼻腔がんの治療に対する注意点

注意

副鼻腔がんの治療に対する注意点を教えてください。

副鼻腔がんの治療には、癌を取り除くことや癌を減らすことを目的にした治療で外科的手術や放射線療法の他、化学療法などがあります。それぞれの役割をみてみましょう。

外科的手術:癌を取り除くために使用される方法です。

放射線療法:癌を減らすために使用します。

化学療法:癌を減らすために使用されるものです。

どのような治療を受けるかは、患者の健康状態やがんの程度と進行度によっても異なります。医師は患者の意向なども考慮しながら、適切な方法を選んでいきます。
また副鼻腔がんの治療は、専門医によって監督されることにより治療中に生じる副作用については、早期に検出し、適切に対処していきます。

副鼻腔がんの生存率と再発率を教えてください

副鼻腔がんの生存率は、発見時期や進行度によって異なります。

早期発見され適切な治療を受けた場合:5年生存率は高い

発見が遅れ進行が進んだ場合:5年生存率は低い

このように、早期発見できれば生存率も伸びるのです。また再発率については、治療方法や癌の進行度によっても異なります。癌は治療後、再発する可能性が常に存在するので、治療後も定期的な病院を受診し検査を受けることが重要です。
具体的な生存率の数字は研究結果や患者の病状によっても異なります。患者に合った治療方法や予後については、医師と詳細に相談して指示を受けるようにしましょう。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

副鼻腔がんは聞き慣れない病気なので、知らない人も多い病気です。症状としては、鼻づまりや頭痛などを伴うことがあるようです。
単なる鼻づまりで放置していると、危険なことにもなるので注意が必要になってきます。少しでも気になる症状があるときは、早めに医師の診断を受けましょう。

編集部まとめ

鼻を触る女性
今回は副鼻腔がんについてその症状や原因、そして治療方法や治療の流れ、予後についての定期的な検査などを解説しました。

初期症状が分かりづらい点がありますが、病院に行く決め手は「症状が長引く」です。

癌でなければ数日で治まる症状が、「いつまで経っても鼻づまりが解消しない」「頭痛が長引く」「鼻血が出る」などある場合は副鼻腔がんを疑い、すぐに病院へいきましょう。

参考文献

初期症状が出にくい点に要注意 鼻腔がん・副鼻腔がんの特徴を知ろう(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)

配信元: Medical DOC

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