
日本各地で、伝統工芸の担い手不足が深刻化している。福岡県東峰村で約350年続く国の伝統工芸品「小石原焼」も同様だ。
小石原焼の窯元「やまぜん窯」では、技を未来へつなぐため、職人の後継者育成に本気で取り組んでおり、その取り組みをより多くの人に知ってもらい、応援の輪を広げるためクラウドファンディングを開始した。
伝統工芸の未来を左右する「後継者問題」
伝統工芸の世界では、高齢化やライフスタイルの変化により、技を継ぐ若手が年々減少している。
小石原焼も例外ではなく、「作り続ける人」がいなければ、技や文化は途絶えてしまう。そこで、やまぜん窯はこの課題に向き合い、時間と手間のかかる後継者育成を、日々の作陶と並行して続けてきた。
親方と弟子が向き合い、技と想いを受け継ぐ

やまぜん窯では、親方が弟子一人ひとりと向き合いながら、成型・釉薬掛け・焼成までを丁寧に指導している。
完成したうつわは、親方の厳しい目で最終確認を行うことで品質を保っている。
弟子たちは日々の作陶を通じて技術を磨き、親方はその成長を支える。その積み重ねが、小石原焼の未来を形づくっている。
