義母は「女の稼ぎは微々たるもの」と砂羽のキャリアを軽視。康太がフォローするも、義母は聞く耳を持ちません。仕事と育児の両立に奔走する日々を「楽な道」と断じられた砂羽は、言い返せない自分に唇を噛みます。
絵にかいたような昭和思考
義母は、絵に描いたような「昭和の専業主婦」です。
義父は現役時代からかなり稼いでおり、今も悠々自適の隠居生活。義母はお金で苦労したことが一度もありません。 それなのに、会えば必ず義父の愚痴をこぼします。
「お父さんったら、私がどれだけ尽くしてきたか分かってないのよね。今の生活があるのは、私が家を守ってきたからなのに」
自分は「感謝されたい」と強く願うくせに、私には「夫に感謝しろ」と強要する。この矛盾に、私はいつもめまいがしそうになります。
義母のいびりは止まらない
ある日の食事会でも、義母の「世間知らず」が炸裂しました。
「砂羽さんはまた忙しくしているの? 康太の出世の邪魔をしてはダメ。女が稼ごうだなんて思わないで、夫の康太に気持ちよく働いてもらうのが、あなたの『仕事』だと思うんだけどねえ」
その時、横で聞いていた康太が少し困った顔でフォローに入りました。
「母さん、砂羽も俺と同じ職種で、責任あるポジションなんだよ。年収だって変わらないし、むしろ砂羽のほうが評価が高い時だってあるんだからさ」

