「下着を譲ってほしい」とおねだりしたのは義父だった……!
実は「下着を送ってほしい」というトークは、義父が送ったものでした。「義母が畑仕事をしている時に、義父が義母のスマホを勝手に使ってこっそり送ったようで……。気持ち悪い思いをさせて、本当に申し訳ないと何度も謝られました」
ゆきさんは、義父がそんな目で自分のことを見ていたことを知り、絶句。気持ち悪い、会いたくないという気持ちが募りました。
「いままで贈った洋服も、義父はそういう目で見ていたんだろうか……とも思って。私の中で、義父は寡黙で真面目な人という印象だったので、本当に信じられなかったです」
なお、義父は「下着も貰えたら、その分のお金を生活費に回せると思った」という苦しい言い訳をしたそうですが義母は納得できず、夫婦仲に亀裂が。数か月後、義父母は熟年離婚してしまいました。
「義母からは『自分を責めなくていいからね。あの人が悪かっただけだから』と言われましたが、もし私が義母に服を譲っていなかったら、義母たちは離婚しなかったんだろうなと思うと胸が痛いんです」
愛する夫の家族を崩壊させてしまった。その罪悪感から、ゆきさんは今も抜け出せていません。
善意からの行為が、誰かの本性を明らかにすることは意外と起こりえるもの。ゆきさんの体験談を聞くと、身内との距離感の取り方を改めて考えさせられます。
<取材・文/古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

