『老人性難聴』になりやすい人の特徴とは? 「糖尿病・高血圧・喫煙歴」で注意が必要なのは?

『老人性難聴』になりやすい人の特徴とは? 「糖尿病・高血圧・喫煙歴」で注意が必要なのは?

補聴器と聴覚リハビリで生活の質を守る

補聴器と聴覚リハビリで生活の質を守る

編集部

補聴器を使うメリットは何でしょうか?

小川先生

単に「音量が大きくなる」だけではなく、会話の輪に戻れることが最大の利点です。家族や仕事仲間とのやり取りがスムーズになり、外出や趣味に前向きさが戻ります。認知刺激の維持、転倒や事故の予防にも寄与します。リハビリを組み合わせると、雑音下での聞き取り力がさらに向上します。

編集部

補聴器の選び方で大切なことは何ですか?

小川先生

補聴器はどれを選ぶか、どう調整するかで使い心地が大きく変わります。安心して使うためには、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が定めた研修を受けた「補聴器相談医」がいるクリニックで相談するのがおすすめです。そこでは、専門資格を持つ「認定補聴器技能者」や「認定補聴器専門店」と連携してサポートしてくれるので、自分に合った補聴器を見つけやすくなります。

編集部

最後に読者へのメッセージをお願いします。

小川先生

補聴器は家電量販店や通販でも手に入りますが、実際には耳鼻咽喉科で検査を受け、「補聴器相談医」の指導のもとで「認定補聴器専門店」で購入するのが理想です。さらに重要なのは、購入後のリハビリです。補聴器を初めて使うと、大きな音に驚いたり、うまく使えなかったりしてそのまま放置してしまう人が少なくありません。少なくとも最初の3カ月はリハビリをおこない、少しずつ音量に慣らしながら脳をトレーニングしていくことが大切です。特に雑音の中で言葉を聞き分けるには、このリハビリが欠かせません。

編集部まとめ

老人性難聴は自然な加齢変化ですが、対処の早さでその後の生活は大きく変わります。早期発見、早期の補聴器導入、そして専門家の聴覚リハビリの三点を柱に、聞こえとコミュニケーションを守りましょう。違和感を覚えたら、耳鼻咽喉科での検査と専門家への相談をおすすめします。

参考文献
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
KOMPAS – 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト

配信元: Medical DOC

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