「生理前に寒気」は何日前から感じる?医師が主な原因と対処法も解説!

「生理前に寒気」は何日前から感じる?医師が主な原因と対処法も解説!

すぐに病院へ行くべき「生理前の寒気」に関する症状

ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。

生理前の寒気で発熱や強い腹痛を伴う症状の場合は、婦人科へ

生理前の寒気に加えて高熱や強い下腹部痛がある場合、子宮内膜症など器質性月経困難症、骨盤内炎症性疾患などの可能性があります。
市販の鎮痛薬でごまかし続けると、病気の発見が遅れ、不妊や貧血などにつながることもあります。
痛みの程度や出血量、いつから症状が続いているかをメモして受診すると診断に役立ちます。がまんできない痛み、38度以上の発熱、吐き気やめまいを伴う場合は、救急受診も検討してください。

「生理前の寒気」が特徴的な病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「生理前の寒気」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

PMS(月経前症候群)

PMS(月経前症候群)は、生理の3〜10日前から身体的・精神的な不調が現れ、生理が始まると症状が緩和する疾患です。黄体ホルモンの増減により自律神経やセロトニンのバランスが乱れることが原因と考えられ、寒気、頭痛、腹痛、イライラなど多様な症状があります。
対処法は規則正しい睡眠や適度な運動など生活習慣の改善が基本で、漢方薬やビタミン剤、症状がひどい場合は低用量ピルも有効です。
日常生活に支障がある場合は婦人科を受診しましょう。

月経困難症

月経困難症は、生理期間中に日常生活に支障をきたすほどの強い痛みや不快な症状が起こる疾患です。機能性と器質性(子宮内膜症や子宮筋腫が原因)に分類され、プロスタグランジンの過剰分泌により下腹部痛や腰痛、寒気、吐き気などが現れます。
対処法としては、痛みを感じたらすぐに非ステロイド系鎮痛薬を服用することが効果的です。低用量ピルなどの内分泌療法も有効で、器質性の場合は原因疾患の治療が必要です。
鎮痛薬で改善しない場合や症状が悪化している場合は婦人科を受診しましょう。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。