「生理前に寒気」は何日前から感じる?医師が主な原因と対処法も解説!

「生理前に寒気」は何日前から感じる?医師が主な原因と対処法も解説!

「生理前の寒気」の正しい対処法は?

生理前の寒気は、多くの場合ホルモンバランスの変化に伴う一時的な不調ですが、我慢し続ける必要はありません。自宅でのセルフケアで和らぐケースもあれば、漢方薬やホルモン療法など医療的なサポートが有効な場合もあります。ここでは、体の温め方や生活習慣の整え方、市販薬や漢方薬との付き合い方など、「生理前の寒気」と上手に付き合うための対処法を紹介します。

生理前に寒気がするとき、症状を和らげる方法はある?

生理前の寒気を和らげるには、「温める」「巡らせる」「休む」の3つを意識すると良いでしょう。
入浴や足湯で芯から温め、首・手・足首を保温すると効率よく体全体が暖まります。
食事では生姜や根菜、発酵食品など体を温める食材を選び、冷たい飲み物は控えめにします。加えて、軽い運動やストレッチで血行を促し、十分な睡眠とリラックス時間を確保することで、自律神経の乱れも整えやすくなります。

葛根湯は生理前の寒気に効く?

葛根湯は本来、風邪の初期や肩こりに用いられる漢方で、発汗を促して体を温める作用があります。一時的にポカポカすることで寒気が和らぐ人もいますが、生理前の寒気の根本原因であるホルモン変動そのものを整える薬ではありません。
PMS由来の冷えや気分不調には、当帰芍薬散や加味逍遙散など、ホルモンバランスや血行に働きかける処方がよく用いられます。体質や症状によって合う漢方は異なるため、独断で長期服用するのではなく、婦人科や漢方に詳しい医師・薬剤師へ相談して選ぶことが大切です。

「生理前の寒気」症状についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「生理前の寒気」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

生理前の寒気は何日前から感じることが多いのでしょうか

関口 雅則(医師)

生理前の寒気は、一般的に生理開始の3〜10日前から感じることが多いです。これは排卵後の黄体期に黄体ホルモンが分泌されて基礎体温が上昇し、生理直前にホルモン分泌が減少して体温が下がる際に起こります。個人差があり、早い人では排卵直後から寒気を感じ始める場合もあれば、生理開始の数日前からのみ感じる人もいます。基礎体温を記録することで、自分の体温パターンと寒気の関係を把握することができます。

冷え性の女性でなくても生理前に悪寒がするのはめずらしくないのでしょうか?

関口 雅則(医師)

普段冷え性でない女性でも、生理前に悪寒を感じることは珍しくありません。生理前の悪寒は女性ホルモンの変化により自律神経が乱れて起こる生理的な現象です。排卵後に黄体ホルモンで基礎体温が上昇し、生理直前に体温が下がる際の変動により多くの女性が寒気を経験します。体温の変化に敏感な人やストレスが多い時期には症状が強く出やすい傾向があります。日常生活に支障がなければ心配不要ですが、症状がひどい場合は婦人科へ相談しましょう。

月経前に手足が冷えて不調を感じやすいのは婦人科で治療できますか?

関口 雅則(医師)

月経前の手足の冷えや不調は、PMSや月経困難症の症状として婦人科で治療が可能です。婦人科では問診や基礎体温の記録から症状の特徴を把握し、必要に応じて検査を行って原因を特定します。治療法としては、低用量ピルによるホルモン療法が効果的で、PMSや月経困難症の症状を大幅に軽減できます。また、漢方薬による治療も選択肢の一つで、体質に合わせた処方により冷えや不調を改善できます。

配信元: Medical DOC

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