ビタミンCが不足すると現れる症状

壊血病
ビタミンCが著しく不足すると、コラーゲンの合成が正常に行われなくなり、血管や皮膚、歯ぐきなどの組織がもろくなります。この状態が壊血病です。主な症状としては、歯ぐきからの出血や腫れ、皮下出血、傷が治りにくい、強い倦怠感、顔色不良、貧血などがみられます。重症化した場合には、全身の衰弱や感染症にかかりやすくなるなど、日常生活に支障をきたすこともあります。
倦怠感
ビタミンCは鉄分やマグネシウムなど、疲労回復に効果のある栄養素の吸収を補助します。また、筋肉疲労などに効果のあるカルニチンの生合成にもビタミンCは欠かせません。そのため、不足すると回復が遅くなり、倦怠感を感じることがあります。
貧血
ビタミンCは赤血球の生産を補助するとともに、鉄分の吸収を強化する役割があり、貧血の予防、防止を補ってくれます。不足すると、血流が低下や酸素不足が生じ、貧血傾向になることがあります。
ビタミンCが不足しやすい人の特徴

偏食・少食:ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれています。そのため、食生活が偏っている方や食べる量が少ない方は、不足しやすくなります。
喫煙者:1本の煙草を吸うことで、約25㎎〜100㎎のビタミンCが失われるといわれています。喫煙者は、非喫煙者に比べてビタミンCの消費量が増加します。
ストレスの多い人:ビタミンCは、ストレスに対抗するホルモン「コルチゾール」の生成に必要な栄養素です。ストレスがかかると「アドレナリン」というホルモンが大量に分泌され、ストレスに対抗します。その際に体内で大量のビタミンCが消費されるため、ストレスの多い人は、不足しやすい傾向にあります。

