
ミルク派ママ・パパだけではなく、混合派や母乳派もおさえておきたい、ミルクの飲ませ方。赤ちゃんの顔を見ながら、ラクな姿勢で与えることはどちらも同じですが、ミルクの場合は少し準備が必要です。正しい手順と飲ませ方について、助産師の岡本登美子先生に教えてもらいました。
母乳派は「さく乳のしかた」もぜひチェックしてください。
ミルクを飲ませる場合も、いちばん大事なのは授乳姿勢。飲ませやすく、飲みやすい姿勢を保つことがポイントです。前かがみにならないように、授乳クッションなどを使っても。授乳中に腕や腰などに違和感がある場合は、姿勢や抱き方を見直すといいでしょう。母乳派は、ミルクをたしたりさく乳することもあるので、手順を確認しておくと安心です。
ミルクを飲ませる2つの手順母乳と違い、ミルクを飲ませるには、粉ミルクでミルクを調乳し、哺乳びんで赤ちゃんに飲ませるという2つの手順があります。
1.ミルクを作る
必ず、飲ませる直前に作ります。調乳は1回ごとに。作り置きはNGです。
[調乳のしかた]
STEP 1
粉ミルク、哺乳びん、湯冷まし(水を沸騰させてから調乳に適した温度※まで冷ましたもの)を用意します。
※調乳に適した温度=沸騰させた後の70℃以上100℃以下の温度のもの
STEP 2
一度沸騰させた70℃以上のお湯を3分の2くらい、哺乳びんに入れる。
STEP 3
粉ミルクを、缶に表示されている量に従って、哺乳びんに加える。
STEP 4
円を描くように、哺乳びんを軽く振って粉ミルクを溶かす。さらに出来上がり量まで湯冷ましをたす。
STEP 5
ミルクが熱すぎるときは、哺乳びんを流水で冷ます。人肌くらいが適温。
2.哺乳びんをくわえさせ、目を見ながら与える

赤ちゃんを抱っこして、哺乳びんの乳首をくわえさせます。傾けたときに乳首の先に空気が入らないように注意し、赤ちゃんの目を見ながら、集中して飲ませましょう。
★混合派は注意を!
母乳育児を続けたい場合は、母乳を先に与えてください。

親指と人さし指、中指を乳輪にあて、指の腹で乳首を圧迫しておっぱいを出します。上下左右、斜め、あらゆる方向から偏りがないようにしぼるのがコツ。清潔な手で行い、つめを立てないように注意を。
抱っこやおむつ替えも頻回なうちは、ミルク作りに四苦八苦するママ・パパもいるでしょう。2人で相談して、調乳したり哺乳びんでミルクを与えることをしてもみても。赤ちゃんとパパ2人でのお留守番も想定しておきましょう。
(イラスト・小西優子 文・ひよこクラブ編集部)
参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)
●2026年1月13日 記事の一部を修正しました。
