猫の飼い主が知っておくべき『トキソプラズマ』の基礎知識4つ 危険性はあるの?主な感染経路から予防法まで

猫の飼い主が知っておくべき『トキソプラズマ』の基礎知識4つ 危険性はあるの?主な感染経路から予防法まで

トキソプラズマ症とは?

キャットタワーと猫

トキソプラズマとは、単細胞生物である原虫のひとつです。原因となる原虫は自然界の広範囲に生息しており、哺乳類や鳥類まで、たくさんの動物に感染します。最終宿主である猫に感染した場合のみ、糞便を通して外に排出されることになります。こうして、感染が広がることになるのです。

また、トキソプラズマ症は人畜共通感染症の一種でもあります。世界人口の3分の1が感染しているといわれているようです。

主な感染経路

トイレ掃除をする人

猫の糞便から感染

トキソプラズマ症は、感染猫の糞便からも感染することがあります。猫のトイレ掃除や、猫の糞が混入した砂場で遊ぶときは要注意。糞便が付着した手を口に入れることにより、原虫の卵が体内に入ることとなります。

生肉から感染

また、トキソプラズマ症は猫から感染するだけではありません。馬刺、牛刺、鳥刺、レアステーキなどの生肉や、加熱が充分にできていない肉から感染することもあります。トキソプラズマは土壌に混入していることもあるため、原虫が付着した野菜を食べて感染することもあります。

母体から胎児へ感染

トキソプラズマ症は、妊婦さんから胎児に感染することがあります。妊婦さんが原虫の卵を口にすると、胎盤を通して胎児に感染してしまうのです。

しかし、トキソプラズマ症は、一度感染すると永久的に抗体を持つという特徴もあります。妊娠の6ヶ月前までに感染していたというケースでは、多くの場合において胎児への影響はないとされています。

注意が必要なのは、抗体を持っていない人が妊娠した場合です。妊娠の直前や妊娠中に初めて感染した場合、なんらかの症状が出ることがあります。国内では発生率の低さから妊婦検診の一般検査には入っていないため、気になる場合は事前に抗体の有無を調べることをおすすめします。

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