猫の飼い主が知っておくべき『トキソプラズマ』の基礎知識4つ 危険性はあるの?主な感染経路から予防法まで

猫の飼い主が知っておくべき『トキソプラズマ』の基礎知識4つ 危険性はあるの?主な感染経路から予防法まで

主な症状

嘔吐する猫

トキソプラズマ症に感染しても、ほとんどの場合は無症状のまま終わります。注意が必要なのは、以下のようなケースです。

子猫や免疫力の低い猫

多くの猫は無症状ですが、子猫や持病のある猫などの場合は、原虫がさまざまな臓器に感染します。主に、消化器症状や呼吸器症状として現れます。

下痢や嘔吐 呼吸困難 ブドウ膜炎 白内障

免疫力が低い子猫や老猫、持病を持っている猫では、重症化して死に至る場合もあります。

妊婦さんや免疫力の低い人

発熱やリンパの腫れ、倦怠感が出ることがあります。免疫不全ウイルスに感染している人や、抗がん剤治療をしている人の場合、脳や目に重篤な症状が現れることがあります。

また、妊婦さんが発症した場合、流産・死産に繋がることも。胎児に感染すると、水頭症や視力障害を患う可能性もあります。

予防法

窓辺にたたずむ三毛猫

トイレ掃除は、なるべく妊婦さん以外の家族が行うようにしましょう。原虫の卵が感染力を発揮するまでに、24時間程度を要します。そのため、猫が排泄したあとは、24時間以内に処理することをおすすめします。感染力を持つ前に原虫の卵を口にしたとしても、感染する可能性は低いです。

一方で、一度感染力を持った原虫は、数ヶ月に渡って動物の体内に入る力を持ちます。猫の糞便が触れた可能性のある土や埃は、妊婦さん以外の家族がまめに掃除するようにしましょう。

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