オンラインでのペット取引には、高いリスクが

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実は、ペットのオンライン取引はほとんど規制がなく、深刻なリスクがあるのが現状です。偽造書類の流通を助長し、動物の福祉と健康を脅かすだけでなく、消費者の権利を侵害することもあります。
欧州委員会が最近発表した犬と猫のオンライン販売に関する「EU協調管理計画」では、多くの動物が幼なすぎたり健康状態が悪かったり、ワクチン接種を受けていなかったりする現状が明らかになりました。
長距離輸送される生まれたばかりの子犬や子猫は、暑さや寒さ、脱水やストレスに苦しみ、感染症のリスクが高くなります。生き残ったペットも、社会化が不十分なために飼うことが難しく、遺棄されるケースが少なくないのです。
EUが委託した2015年の調査では、オンライン販売業者やペットショップで購入する飼い主は、保護施設や正規のブリーダーから直接購入する飼い主に比べて、ペットの福祉に関する情報や知識が欠けていることが明らかになりました。
こうした情報不足により飼い主の期待とペットの実情が食い違い、すぐに捨てたり売り払ってしまう「残念な結果」につながりかねません。
これからペットを迎える人々は、こうした問題をよく認識し、家族にふさわしい犬猫を慎重に選んで責任をもって育ててほしいものですね。
出典:
・Cat rescued after being put up for sale on Vinted
・The online pet trade

