昨年、2025年中に整理整頓した方が良いと教えてくれて、私がものを捨てまくるきっかけを下さったお方、まじない屋きりん堂さんのワークショッブのお知らせをいただき、お伺いしました。
「午年に向けたおまじなゐワークショップ」という情報だけで行ったら、テーブルに不思議な魔法のアイテムが並んでいました。
「今日は妖精をおわけします。イギリスでたくさん妖精の卵を捕まえてきました」
「???!」
テーブルにはなかなか手に入らない貴重なものが並んでいました。アンティークの天然石のビーズ、昭和初期の巻貝、100年くらい前のペン先、イギリスのカリグラフィー専門店の紙、キジなどの鳥の羽、など。
龍神山岳信仰由来の嶽啓道(がっけいどう)を口伝で継承してきたきりん堂さん。隠れキリシタンの地で西洋のまじないも習得されたそうで、今回はその一つ、瓶の中で妖精を生育しつつ使役する、という方法を教えてくださいました。いつもきりん堂さんの道具や素材へのこだわりには驚かされます。生成AIでデータ内で簡単に完結してしまう世界とは比べ物にならない手間暇やパワーが込められています。私も行きつけのフライングタイガーで格安の画材を買っている場合ではないと思えてきます。
まず、妖精さんの住処を整えました。瓶の中に天然の綿を詰めて、妖精さんが入れる小さい巻き貝や、刻み香、妖精さんが願い事を叶えてくれる時に使うアイテムになる天然石、妖精さんが飛んでいくサポートになる羽などを入れて居心地が良い環境にしました。
カリグラフィー用の貴重な手隙の紙に、貴重な墨液で波の符を書いて、それも瓶の中に入れます。波は、気持ちの流れ、声、音、呼吸など様々なものを表しています。妖精の飼い主のリズムを妖精に認識してもらうことができます。最後に、自分の息を瓶の中に入れて蓋をしめました。
今は卵から芋虫くらいの妖精が孵化して羽が生えたら、お願い事を託せるそうです。「おかげさま」と呼ばれる存在に取り次いでくれます。ちなみに妖精の大きさや姿は自分で設定できるとのことですが、等身大はやめた方がいいとか。あまりにも大きいと飼い主を見下すようになる恐れがあるので、小さいサイズがおすすめとのこと。妖精とは、一緒に成長していくつもりで根気よく説明し、コミュニケーションすることが求められるそうです。きりん堂さんも、美味しいリンゴを食べたい、という願いを叶えてもらうため、自分が好きな味やりんごの断面画像まで伝えてやっとわかってもらえたとか。そして周りの人から不思議とりんごが贈られてくる流れになったとのこと。
ワークショップ参加者で、願い事というより、妖精を肩に乗せて歩きたい、という夢を持っている人がいて、そのようにお願いしたそうです。私も小さなことからお願いしたいところです。まずは歯医者に行くとき付き添ってもらえたら心強いです。
この瓶の中に孵化直前の妖精が眠っているとか。
ちなみに願いごとを叶えてもらったら飴玉など
甘いものを挙げると喜ぶそうです。

