少し前のことです。たまには奮発しようと、高級ホテルのビュッフェに家族で行くことにしました。子どもたちも前日から大はしゃぎで「ホテルのごはんってどんなの?」「デザートいっぱいあるかな?」そんな会話をしながら、いつもより少しおしゃれをして出かけたのですが……。
楽しみにしていたビュッフェで10分後……
会場に入ると、ずらりと並ぶ美しい料理の数々。色鮮やかな前菜、見たことのない名前のメイン料理、盛り付けだけでため息が出るようなお皿たち。大人の私ですら「これ何だろう?」と立ち止まってしまうほどで、テンションは一気に最高潮でした。しかし、開始から10分ほど経ったころ、娘が「ごちそうさま」と言うのです。 お皿を見てみると、パンだけが無くなっていたのです。
私が「まだほとんど食べてないよ?」「これもおいしいよ?」と言っても娘は首を横に振り食べようとしないのです。夫は「なんで!?ほら!いいから口を開けて!1人いくらすると思ってんの!?」と無理やり料理を口に入れようとしたり……。
すると娘が「なんの料理かわかんないから、食べられない」とポツリ。確かに、どれもおしゃれで、家ではまず作らないような料理ばかり。大人でも想像力をフル稼働させるラインナップです。そんな中、唯一“正体がはっきりしている料理”が、パン。 結局、娘はパンを食べて終了。期待していたビュッフェは、まさかの超短期決戦となりました。
◇ ◇ ◇
今回の出来事から、家でもいろいろな料理を作って、名前や味を知る経験を増やしてあげたいと思いました。
著者:佐藤とも/40代女性・会社員/2人の母。趣味は推し活
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)

