布団は「干さない」時代
晴れた日にベランダに布団を並べて、パンパンと叩く……。かつては当たり前だったそんな光景が、今は少し変わりつつあるようです。ネット上では「布団を一度も外に干したことがない」という声が意外と多く、そこには現代ならではの切実な事情がありました。重い布団と格闘する時代は終わったのでしょうか? 今どきの布団ケア事情を探ります。
「面倒くさい」だけじゃない。干せない切実な理由
毎日使う布団は汗や湿気を吸い込み、放置すればダニやカビの温床に。
「天日干しが一番!」とは分かっていても、現実にはそうもいかない家庭が増えています。ネット上の声を拾うと、単なる「面倒くさい(重い)」以外にも、現代特有の理由が見えてきました。
●花粉・黄砂・PM2.5
「ひどい花粉症なので、外に干すなんて自殺行為」「取り込んだ布団で寝ると鼻水が止まらない」
●住環境の問題
「大通り沿いで排気ガスが気になる」「日当たりが悪くて乾かない」
●マンションの規約
「タワマンなので、景観や落下の危険性からベランダ干しが禁止されている」「手すりに掛けるのがNG」
特に都市部では、物理的に「干したくても干せない」というケースが少なくないようです。

