猫がかかる『イエローファット』ってなに?主な原因や表れる症状、治療法まで解説

猫がかかる『イエローファット』ってなに?主な原因や表れる症状、治療法まで解説

イエローファットの症状

ご飯から顔を背ける猫

猫のイエローファットは、脂肪が変質して炎症を起こすことで発症します。おもな症状は、次のとおりです。

皮下脂肪に硬いしこりができる 脂肪に炎症が生じる 触られるのを嫌がる 運動機能の低下が見られる 元気がなくなる 食欲が低下する 発熱する

腹部や胸部などの皮下脂肪にしこりができると、強い痛みを伴い、触られることを極端に避けるようになります。その影響で、歩き方がぎこちなくなったり、ジャンプを控えたりするなど、運動面にも変化が見られるでしょう。

また、痛みや不快感が続くことで、以前は温厚だった猫が飼い主さんに対して攻撃的になることもあります。さらに、発熱や食欲不振のほか、じっとしてあまり動かなくなる場合も多いです。

イエローファットの治療法

診察中の猫

猫のイエローファットの治療で最も重要なのは、食事内容の見直しです。原因となる不飽和脂肪酸を多く含む青魚の摂取を控え、栄養バランスの整った総合栄養食に切り替えることが基本となります。

食事の改善によって完治が見込めますが、回復には数か月かかることもあり、根気強いケアが必要です。

あわせて、脂肪の酸化を抑えるためにビタミンE製剤が使われることがあります。また、炎症や痛みが強い場合には、消炎鎮痛剤や痛み止めが処方されるのが一般的です。

ただし、これらの薬は病気そのものを治すものではなく、あくまで症状を和らげるための対症療法です。

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