「脳梗塞」になると現れる5つの症状はご存知ですか?【医師解説】

「脳梗塞」になると現れる5つの症状はご存知ですか?【医師解説】

脳梗塞の症状・原因とは?メディカルドック監修医が解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「痛風の治し方」はご存知ですか?予防に効果的な食べ物や飲み物も解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

神宮 隆臣

監修医師:
神宮 隆臣(医師)

熊本大学医学部卒業。熊本赤十字病院脳神経内科医員、熊本大学病院脳神経内科特任助教などを歴任後、2023年より済生会熊本病院脳神経内科医長。脳卒中診療を中心とした神経救急疾患をメインに診療。脳神経内科疾患の正しい理解を広げるべく活動中。診療科目は脳神経内科、整形外科、一般内科。日本内科学会認定内科医、日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本脳血管内治療学会専門医、臨床研修指導医の資格を有す

「脳梗塞」とは?

脳梗塞は、脳の血管が詰まることで脳の血流が絶たれ、脳の細胞に血液が送られなくなり、さまざまな症状が現れる病気です。脳の細い血管が破れる脳出血、脳の太い血管にできたこぶ(脳動脈瘤)が破裂することなどで起こるくも膜下出血とあわせ、脳卒中と呼ばれています。
日本では年間10万人の方が脳卒中で亡くなっており、日本人の死因の第4位を占めています。
今回の記事では、脳梗塞になるリスクを高める要因や予防法について解説します。

脳梗塞の代表的な症状や特徴

脳梗塞を含む脳卒中の初期症状としては、以下のようなものがよく知られています。これらの症状が現れた場合には、救急車を呼ぶことをためらわないようにしましょう。脳神経内科や救急科などで診察や治療を受けることになると考えられます。

顔の片側が歪む

顔の筋肉を司る脳の部分が脳梗塞によって障害を受け、顔の片側のみが歪むといった症状が現れるケースがあります。ご自身で違和感を感じたり、他人に指摘されたりといった場合が想定されます。

片側の腕や手、足に力が入らない

腕や手の動きを司る脳の部分が障害を受けることで、片側の腕や手、足に力が入らなくなることがあります。両手を同じように肩の高さにまで挙げたとき、片側の手に力が入らず、落ちてしまうなどの症状として現れます。

ろれつが回らない

言葉を話すための神経伝達経路が脳梗塞によって障害を受け、口や舌、喉の筋肉がうまく動かせなくなります。その結果、ろれつが回らなくなります。

言葉が出ない、ろれつが回らない

脳梗塞によって、脳の言語中枢がダメージを受け失語症が生じます。このような部分の脳梗塞は、言葉が出ない、訳の分からない言葉を言うといった症状として現れます。また、発音に関わる運動神経がダメージを受けると構音障害が起こりえます。ろれつが回らないといった症状が出現します。言葉が出ない、ろれつが回らないなどの症状が現れた場合には、すぐに医療機関を受診することが大切です。

他人の言うことが理解できない

失語症の症状の一つとして、言葉がうまく話せなくなることのほかに、相手の言葉が理解できないと症状が現れることもあります。話している音声は聞こえるものの、意味が理解できないという場合は、脳梗塞を疑う必要があります。

配信元: Medical DOC

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