当時、2歳のやんちゃな息子を連れて買い物へ行ったときのことです。思い通りにいかない息子が暴れだし、その場がパニック状態に……。途方に暮れていたそのとき、私の前に一人の高齢女性が現れました。
自由奔放な息子が脱走
当時の息子は、スーパーのカートに乗るのをとても嫌がっていました。その日も、お店の入り口で「手をつないでお買い物しようね」と約束したのですが、いざ買い物が始まるとすぐに手を振り解き、急に逃げ始めてしまったのです。
追いかければ追いかけるほど、息子はうれしそうに走り回り、私は捕まえるのに苦戦していました。
やりたい放題の息子に、冷ややかな視線
周囲からの視線を痛いほど感じつつ、ようやくの思いで息子を捕まえ、レジに並んでいたときのことです。息子は調子に乗って、あろうことか購入予定のお菓子を放り投げました。
急いで拾いに行きながら、周りの冷ややかな視線が本当につらく、恥ずかしくてたまりませんでした。変な汗をかきながら「何で投げるの。ダメでしょ!」と息子を注意すると、その途端、息子はさらに激しく暴れ、泣き出してしまいました。
レジでの会計は済んだものの、私は暴れる息子を抑えるのに精いっぱいで、荷物を袋に詰めることすらできません。言うことを聞いてくれない息子への怒りと悲しさ、そしてどうにもできない自分への苛立ちで、今にも涙がこぼれそうになっていました。
すると、そのときです……!

