努力を土足で踏みにじられた
義母は、稼ぎがない状態で夫に養ってもらっている嫁と決めつけ、私を康太の下に置こうと必死です。
「康太が一生懸命働いている間、あなたは家でゴロゴロできているんだからね。日々感謝しないとダメよ」
受話器を握る手が震えました。 私が必死で積み上げてきたキャリア、夜遅くまで資料を作った日々、りんを抱えながらパソコンで仕事をした夜…義母は何も知らないのに、ただ感謝しろとばかり。私だって、夫への感謝の気持ちはあります。でもそれは対等な立場としてお互いの頑張りに「ありがとう」の思いを持っているだけではいけないのでしょうか。
でも、何を言っても義母には通じない。この人は、自分が信じたい世界の中にしか生きていないのだから―――。
あとがき:権利と誇りは誰にも汚させない
産休・育休は会社からの施しではなく、必死に働いて積み上げた実績に基づく正当な権利です。それを「得をしている」と決めつける義母の無知は、あまりに無慈悲。砂羽が受けている手当の額は、彼女が社会で戦ってきた勲章そのものです。自分の努力を「無」にされる屈辱に震える砂羽の姿に、読者は「もう黙っていなくていい」と、彼女の背中を全力で押したくなるはずです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

