男の子にイライラしてしまう
正直、健也君の行動に困ったり、イライラしたりすることも増えていました。わざと陽太にちょっかいを出して泣かせたり、遊んでいるおもちゃを急に奪って走っていったり。
夫の悟にこの話をすると、「そりゃ、気を引きたくてやってるんだろうな。親にかまってもらえない分、他の大人に注目されたいんだよ」と冷静に分析してくれました。
「でも、どうしたらいいんだろう? 毎回注意するのも、近所付き合いだし…」
「そうだね。あんまり深く関わらない方がいいのかもな。でも、陽太があれだけ懐いているし、難しいところだね…」
健也君の行動はエスカレートしていくばかりでした。ある日、道路で遊んでいた子どもたちが、健也君のふざけた行動に耐えきれず、みんなで一斉に家の中に帰ってしまったことがありました。1人残された健也君は、しばらくその場に立ち尽くした後、寂しそうに自分の家に帰っていきました。
健也君をかやの外にしたくない気持ちはあります。でも、健也君が少しずつ私たちの脅かしていくような気がして、戸惑いと苛立ちが入り混じった複雑な気持ちを抱えていました。
あとがき:「同情と苛立ちの狭間で」
子どもの行動は時に大人の理解を超え、私たちを困惑させます。特に、相手の事情を慮る気持ちと、自分たちが受ける迷惑との間で揺れ動く感情は、非常にリアルで共感できます。春香さんの抱える葛藤は、多くの人が経験するような、ご近所付き合いの難しさを浮き彫りにしています。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

