ENTRANCE&DOMA
自分たちの趣味や特性を考えた
収納力の高い玄関&土間
小松邸に入ってまず目を引く特大のシューズラックにも、緻密な計算が施されている。「手持ちのシューズの高さを測って、ぴったり収まるように一段ずつの高さを調整してもらいました。コンバースのハイカットだけが並ぶ段もあります」(岳さん)
玄関の正面では、〈FRAMA〉のオブジェがあたたかく出迎える。流線的なアウトラインや存在感のあるオレンジカラーが、不思議とグレージュの空間に溶け込む。
自転車やキャンプグッズが並ぶ土間は、早い段階で設計をお願いしていた部分。「寝室に抜ける道を確保して、玄関にも光が入るようにしました。ベビーカーを折りたたまずに置くことができたので、つくってよかったなと感じています」(木綿さん)
木綿さんはイタリアの老舗バイクブランド〈MASI〉、岳さんは〈tokyobike〉で購入したスポーツバイクをそれぞれ通勤時に愛用中。
BEDROOM
朝日が気持ちよく差し込む
クリーンなベッドルーム
2部屋だった空間の壁を取り除き、寝室、土間、WICに。なるべくスペースが確保できるように調整した寝室は、ブルーのポイント使いでホテルライクな佇まい。東側に位置しているため、遮光カーテンを開ければ朝から明るい日差しが差し込む。「せっかくの朝日ですが、息子が生まれてからは夜泣き対策として暗幕を張っています」(岳さん)。「ベッドサイドには、憧れだった〈Santa&Cole〉のウォールライトを壁付けしています」(木綿さん)
寝かしつけ時に活躍しているという〈FLOS〉のMAYDAY。オレンジカラーがインテリアのアクセントにもなり、キャンプもこなせる万能ライト。
ベッドルームに贅沢な余白を生むのが、枕元のニッチ。「ベッドまわりはすっきりさせておきたいと考えて、配置しました。携帯が充電できるよう、コンセントも整えています」(木綿さん)
お互いのワークスペースに物理的な距離を取るため、木綿さんは寝室にデスクを設置。〈HAY〉のデスク下からのぞく〈BISLEY〉のブラックキャビネットが、グレージュのやさしい空間を引き締める。時計はリビング同様、渡辺力さんがデザインを手掛けた〈Lemnos〉のRIKI STEEL CLOCK。
寝室の床はすべてホワイト調の絨毯。そこに白くんが生まれる前にヴィンテージショップで購入したという小さな椅子がインテリアの一部として並ぶ。「まだ足が届かないのですが、ときどき息子も座っています」(木綿さん)
賃貸で過ごしていた時期から、理想の住まいについてアイディアを出し合っていた小松さん夫妻。息子さんが生まれたあとも固定概念にとらわれすぎず、自分たちのペースで子育て期間を楽しんでいます。
「僕たちが気に入るポップなデザインを息子用に選ぶことも多いですね」(岳さん)。「子どもがいるからこうしなくてはいけない、と考えすぎずに、インテリアを楽しむようにしています。息子が幼い期間も長い目で見れば短いだろうと感じているんです」(木綿さん)。
