ChatGPTを活用して編み物をする方法がYouTubeに投稿され、「その手があったか!」「今までの苦労はなんだったのか」「やってみて驚きました」「発見でした!」などの反響を集めています。再生数は記事執筆時点で1万5000回を超えています。
投稿したのは、棒針編み・かぎ針編みのオリジナル作品の編み方動画や、アイテムのレビューなどを発信しているYouTubeチャンネル「Ami-Chiku labo」のYumiさん。3人のお子さんを育てるママで、以前には親子コーデに憧れる娘ちゃんのためにベストを編んだ動画が話題になりました。
編みたい作品を探す際に、特にネット上だと、海外の編み物パターンが編めると一気に選択肢が広がります。しかし海外パターンは、記号で編み方が説明された日本の「編み図」と違い、英文・省略単語や数字で編み方が説明されているため、その知識がないうちはなかなか手を出しづらい印象があります。
動画では、そんな海外パターンを攻略するためにChatGPTを活用。AIを優秀な編み物アシスタントにするべく考えた“最強のプロンプト”を紹介しています。
ちなみにYumiさんが使用しているのは、基本は無料プランのChatGPTで、利用上限に達してしまってどうしてもすぐに使いたい場合のみ、有料プランに1カ月分加入するなどしているとのことでした。今回の方法は無料プランでも試せるので気軽に試してみるといいでしょう。
Yumiさんが1番大事かもしれないと話す1つ目のプロンプトは、「あなたは編み物パターン翻訳の専門家です」という指示の最初に入れる役割設定。単純に翻訳を任せてしまうと、文章としての正しさを重視してしまうため、編み物の指示だと伝えるために必要とのこと。
2つ目で余計な内容を省くために、「確認文、挨拶前置き補足説明は不要です。編み物パターン本文のみ出力してください」と伝えます。
続く3つ目のプロンプトは「日本語で一般的に使われているものは日本語表記。英語略語しかないものは、英語+簡単な日本語説明」という指示で、特に省略されたワードに慣れていない人はこれでぐんと楽になるといいます。また、日本ではあまり一般的ではない編み方に説明を足してもらうことで、しっかり確認しながら作業できるようになります。
4つ目のプロンプトは、「出力は必ず1つのコードブロックで行ってください」というもの。これにより、出力されたものがワンクリックですべてコピーできる状態になるため、特に長文になる場合は作業効率が上がり、使うとかなり便利だとしています。
5つ目が「『○段ごとに』『〜を繰り返す』などの指示は、すべて展開し、省略しないでください」との指示。こちらは、文章で説明された海外パターンでは繰り返しなどが省略されがちなので、編む際に数えたり、繰り返しの内容を戻って確認したりしなくていいような書き方で出力してもらうためのものです。ただし、「元のパターンの書き方でうまくいかないこともあるので、できたらラッキーぐらいの気持ちで試してみてください」と話しています。
6つ目のプロンプト「判断が必要な部分は無理に決めず、判断材料を日本語で提示してください」は、ChatGPTが勝手に段数を作ったり、長さを決めたりするのを防ぐための指示です。元パターンの「ちょうどいい長さになるまで」といった部分は作り手が決めたいですもんね。
そして最後の7つ目は、「iPhoneのメモに貼る前提で、無駄な改行・空行は入れないでください」。ChatGPTに最終的にどこで使うのかを伝えるのは大事なのだそうで、実際にこれを加えると見た目がかなり整うそうです。
そんな編み物がもっと楽しくなるようなChatGPTの使い方に、コメント欄やInstagramでは、「その手があったか!」「あぁーーこれはめちゃくちゃ助かります」「これは神動画です! ほんと、プロンプト次第で変わりますよね」などの声が上がり話題に。
また実際に試してみたユーザーから、「きっちり翻訳してくれて、感動で震えました」「めちゃくちゃ親切で実際に編む人の目線で解説してくれました。ありがとうございます 今迄の苦労はなんだったのかと思います」といった反応も届いています。
なお、上記のYumiさんのプロンプトは、動画の概要欄にコピー&ペーストしやすい形でまとめられているので、こちらもチェックしてみるといいでしょう。
YumiさんはYouTubeチャンネル「Ami-Chiku labo」のほか、Instagramアカウント(@amichikulabo)でも編み物に関する情報を発信中。また、オリジナル作品の編み図はオンラインストアにてダウンロード販売されていますよ。
動画提供:YouTubeチャンネル「Ami-Chiku labo」

