憧れのタワマンを買ったのに…階層で差がつくカースト!ママたちのマウント合戦がきつい【作者にインタビュー】

憧れのタワマンを買ったのに…階層で差がつくカースト!ママたちのマウント合戦がきつい【作者にインタビュー】

ママ友間のマウント
ママ友間のマウント / 画像提供:(C)原作・窓際三等兵/漫画・グラハム子

土日はお家でまったり漫画三昧。2025年上半期によく読まれたバズ漫画をプレイバック!

街全体を見渡せる眺望などステータス感溢れるタワマン。転勤とともに憧れのタワマンに引っ越してきた、渕上家。息子の悠真が近所の野球チームに所属すると、一気にエースになった。それをよく思わないのが、最上階に住むボスママの恵。エースの座を奪われたことで、渕上家に風当たりが強い。なかなか都会に馴染めない渕上家だったが、同じマンションの住人と関わることでさまざまな問題にぶつかる、グラハム子(@gura_hamuco)さんの新刊「タワマンに住んで後悔してる」を紹介する。


■低層・中層・高層…階によって違う空気と会話の温度差
憧れのタワマンに引っ越してきた渕上家
憧れのタワマンに引っ越してきた渕上家 / 画像提供:(C)原作・窓際三等兵/漫画・グラハム子

タワマンに住む3家族「相関図」
タワマンに住む3家族「相関図」 / 画像提供:(C)原作・窓際三等兵/漫画・グラハム子

悠真は、所属する野球チームで一気にエースになる
悠真は、所属する野球チームで一気にエースになる / 画像提供:(C)原作・窓際三等兵/漫画・グラハム子

九州から東京のタワーマンションへと引っ越してきた渕上家。息子が地域の野球チームで頭角を現す一方で、転勤ママである母親は思いがけないヒエラルキーの存在に直面する。
この物語『タワマンに住んで後悔してる』を漫画化したのはグラハム子さん。原作完成後に漫画担当兼最初の読者として関わり始め、「原作者さんも『主婦の世界はグラハム子さんの方がわかると思うので…』とおっしゃってくれて、漫画ではより子持ち主婦っぽくなったと思います」と制作の様子を語ってくれた。

東京と地方では同じ日本でも価値観が大きく違うと実感したというグラハム子さん。東京出身のママ友にも話を聞いて参考にしたそう。「私ももし知人が東京のタワマンに住んでいるなんて聞いたら、何階だろうが凄い!って思います」と語るように外側から見たら住んでいるだけでステータスがあると思う人は多いのではないだろうか。「せっかく買ったお家なのに。家に帰っても心が休まらないのは辛いです」と素直な思いを伝えてくれた。

本作の見どころは、ただのセレブの嫉妬劇ではない。他人には見えない3家族それぞれの内側と実情のギャップ、それに悩む心の揺れが丁寧に描かれている。人生のどこかで誰もが経験する見えないカースト、そんな人間の複雑な心をタワマンという舞台に落とし込んだ作品だ。


取材協力:グラハム子(@gura_hamuco)

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