対人関係にストレスは付きもの。蓄積されたストレスを誰かに話すことで発散しているという方も少なくないでしょう。面白おかしくネタにできていたり、ときどき話したりする程度なら、それでよいと思います。でも、行き過ぎた愚痴は聞き手にストレスを与えてしまうことも……。今回は筆者の知人の体験談を紹介します。
変わり者の父
身内の私が言うのも難ですが、うちの父はかなりの変わり者です。
小学生だった私が違和感を覚えるほどの極端な倹約家で、さらに、明らかに一般的ではない持論を強引に人に強要するタイプです。家族でなければ距離を置きたくなるような性格でした。
一方、母は人当たりがよく、母が父に対して長年苦労してきたことは一目瞭然。
娘の私から見ても、その心労は計り知れないものがあっただろうと察しています。
母の愚痴
私たち子どもが幼いうちは、母が父についての愚痴を吐くことはありませんでした。しかし私が高校を卒業した頃から、母から父の愚痴を聞かされるようになりました。
最初のうちは「お父さんヤバ過ぎ……」などと共感しながらも、「私だったらこう話す」「嫌だって言った?」「こんな風に伝えてみたら?」など、アドバイスを交えて愚痴を聞いていました。
しかし母は「言ったって無駄だってわかってるでしょ?」とアドバイスには少しも耳を貸しません。どうやら母は、解決ではなく「聞いてほしい」だけだったようです。

