「ほうれい線の改善にヒアルロン酸注入」は有効? 効果・持続期間・注意点を医師に聞く

「ほうれい線の改善にヒアルロン酸注入」は有効? 効果・持続期間・注意点を医師に聞く

経過中のトラブルと受診の目安

経過中のトラブルと受診の目安

編集部

注入部位にしこりや硬さを感じた場合、自然に治まるのでしょうか?

大島先生

注入直後は、ヒアルロン酸注入による腫れの影響で硬さを感じることがありますが、1〜2週間でなじむことが多いですね。硬さが続く場合は、アレルギー反応や血腫の可能性があります。内出血が原因であれば、吸収されて自然に改善していきますので、しこりや違和感が長引くときは自己判断せず、早めに医師へ相談してください。ヒアルロン酸を溶かす薬で改善できる場合もあります。

編集部

腫れや赤みが長引く、強い痛みがある場合はどのように対応すべきですか?

大島先生

通常の腫れや赤みは数日〜1週間で落ち着きますが、痛みが強い場合や皮膚の色調変化がある場合は注意が必要です。皮膚が白や紫、赤く変色したりぶつぶつが出たりする、しびれを感じるなどの症状は血流障害の可能性、赤みや腫れが続くひどくなる場合は、感染の可能性もあります。皮膚の壊死や失明のリスクもあるため、小さなことでも異常を感じたらすぐに施術を受けたクリニックへ連絡・受診しましょう。早期の対応が後遺症を防ぐ鍵になります。

編集部

アレルギー反応や血流障害など病院に行くべきサインについて教えてください。

大島先生

アレルギー反応では、注入部位の強い腫れやかゆみ、赤みなど軽度なものから蕁麻疹、息苦しさ、めまいなど、アナフィラキシー症状をきたす重度のものが現れることもあります。血流障害の場合は皮膚の色が白や紫に変化し、強い痛みを伴うのが特徴です。症状は時間とともに変化するため、気づいた時点で写真を撮っておくと診断の助けになります。いずれも自己判断せず、すぐに医師へ連絡・受診することが大切です。

編集部まとめ

ヒアルロン酸注入は、しわを浅くするだけでなく、顔全体のバランスを整えることで表情まで明るく見せる治療です。一方で、注入後の腫れや形の変化など、不安を感じる方も少なくありません。大切なのは、信頼できる医師のもとで正しい知識を持って受けることです。本稿が読者の皆様にとって、美容医療を安心して検討するきっかけとなりましたら幸いです。

配信元: Medical DOC

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