愛犬の肛門腺絞り、どうしてる?絞り方のコツ・注意点|獣医師解説

絞る頻度や溜まり具合がわからない


  • 「どのくらいの頻度でやってもらうのがよいのか」

  • 「どのくらいのタイミングでやるのかわからない」

  • 「溜まっているかどうかわかる方法はないものか?」

  • 「自然に出るコもいると聞いたことがあるが、うちのコが絞らないといけないコなのかがわからない」

犬の肛門腺絞りが必要な理由
柴のあんずちゃん
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

今回のアンケートを通して、飼い主さんから肛門腺絞りの正しいやり方・コツや頻度、絞る必要があるのか確認する方法についてさまざまなお悩みが寄せられました。そこで、これらのお悩みについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にアドバイスをいただきました。

――なぜ、犬には肛門腺絞りが必要なのでしょうか?絶対に行わなければならないものなのでしょうか?

岡本先生:
「とくに小型犬は、排便時などに肛門腺の分泌液を自身でうまく出せないことがあり、溜まってパンパンになったり、気にしてお尻をこすったり舐めたりしてしまうため、肛門腺絞りが必要です。ただし、自身で自然に出せている場合は絞らなくても大丈夫です」

肛門腺絞りの適切な頻度・正しいやり方
トイ・プードルのブルーノくん
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

――犬の肛門腺絞りを行う際の適切な頻度・正しいやり方について教えてください。

岡本先生:
「溜まる頻度に個体差がありますが、1カ月が目安になります。絞るときは、肛門を中心に時計の針の4時と8時の方向に肛門腺の袋があるので、袋を頭側から尾側に向かって持ち上げるように肛門を目指して絞ります」

肛門腺絞りを行うときのコツ・注意点
シー・ズーのポチャッコくん
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

――飼い主さん自身で肛門腺絞りを行う際のコツや注意すべきことを教えてください。

岡本先生:
「お尻は犬にとって敏感な場所なので、何度も失敗したりしつこく練習したりすると、触られること自体を警戒するようになってしまいます。少々コツがいりますので、動物病院やトリミングサロンで直接レクチャーしてもらうのもひとつの手かと思います。犬は立たせた状態で、しっぽの根元を軽く持ち上げるようにすると肛門腺が確認しやすくなります」

肛門腺を確認するときのポイント
柴犬のぽん太くん
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

――犬の肛門腺を確認する際のポイントについて、アドバイスをお願いします。

岡本先生:
「前述のとおり、触る・絞ることに慣れるまでは、動物病院やトリミングサロンで一緒に確認してもらうのがよいかと思います」

犬の肛門腺絞りは慣れていないと難しい部分もあるので、もし飼い主さん自身で行う場合は、かかりつけの動物病院や行きつけのサロンで直接レクチャーを受けられると安心ですね。

(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/寺井さとこ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年1月時点の情報です。

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