犬のウンチが臭すぎるときに考えられる『5つの病気』今すぐ病院へ行くべきサインまで

犬のウンチが臭すぎるときに考えられる『5つの病気』今すぐ病院へ行くべきサインまで

犬のウンチが臭すぎるときに考えられる5つの病気

踏ん張る犬

犬の便がいつもより強烈に臭うときは、体の中で消化や吸収にトラブルが起きている可能性があります。ここでは、臭いがきつくなる代表的な病気を紹介します。

1.腸内環境の乱れ

腸の中には「善玉菌」と「悪玉菌」が存在し、健康なときはバランスが保たれています。

しかし、フードの変化やストレス、抗生物質の服用などで悪玉菌が増えると、発酵や腐敗が進み、便から強い悪臭が出るようになります。軟便やおならの増加が見られたら要注意です。

2.消化不良・吸収不良

食べたものが十分に分解されず、未消化のまま排出されることで、便が酸っぱい・すえたような臭いになります。

便の中に食べかすが見える、下痢や軟便が続く場合は、胃腸がうまく働いていないサイン。フードを変えた直後などに起こりやすいトラブルです。

3.寄生虫感染

回虫やジアルジアなどの寄生虫が腸内に棲みつくと、栄養がうまく吸収できず、便が急に臭くなったり粘り気が出たりします。

子犬や保護犬によく見られる症状で、放置すると体重が減ったり、貧血を起こすことも。検便で簡単に確認できるため、疑わしい場合は早めの受診をおすすめします。

4.膵外分泌不全

膵臓から分泌される消化酵素が足りないと、脂肪やタンパク質をうまく分解できず、便が油っぽく、強烈な臭いになります。

食べても太らない、毛ヅヤが悪い、便がテカテカしているときはこの病気を疑いましょう。治療には酵素補充などの医療的サポートが必要です。

5.腸炎

ウイルスや細菌が原因の腸炎では、便が強い発酵臭・腐敗臭を放ちます。血便や下痢、嘔吐、発熱、元気消失などを伴う場合は、すぐに動物病院へ。

特に、子犬や高齢犬では脱水を起こしやすく、早期治療が命を守る鍵になります。

今すぐ病院へ行くべきサイン

受診する犬

犬のウンチが臭う原因の多くは一時的な消化不良や食事の変化によるものですが、強烈な悪臭や体調の変化を伴う場合は要注意です。

次のようなサインが見られたら、迷わず動物病院を受診しましょう。

強い腐敗臭や酸っぱい臭いが続く 血便、黒い便、粘液便が出ている 下痢や嘔吐を繰り返す 食欲不振、元気がない、ぐったりしている 体重が急に減った、毛ヅヤが悪くなった

特に、子犬・高齢犬・持病のある犬は症状が進みやすく危険です。便のサンプルを清潔な容器に入れて持参すると、診断がスムーズになります。

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