彼女の幸せは一生理解できない
その時、ユウシの「ママ〜!」という無邪気な声がリビングから聞こえてきました。私の手の中にあるスマホからは、礼子さんの焦りと混乱が伝わってくるのに、私の目の前には、愛しい息子と穏やかな日常があります。
礼子さんが選んだ道は、私の幸せとは全く違う。誰かを傷つけてまで得ようとした「一番」の座が、今彼女を苦しめている。私が救いの手を差し伸べるべきではないと、はっきりと悟りました。
私は礼子さんのLINEに、既読だけをつけました。何の返信もせず、スマホの画面を伏せて、そっとリビングのテーブルに置きました。そして、温かい家族が待つ部屋へ向かったのです。
翌日以降、彼女はしばらく会社に来ず、数か月後に復帰してきたときはげっそりと痩せこけていました。あの慰謝料騒ぎがどうなったのか、私はあえて聞きませんでした。これはすべて、あの礼子さんが選択した行動の結果なのです。
あとがき:自業自得の結末と平穏な日常
礼子さんのやってきたことは自業自得。不倫の結果が今回の事件なのでしょう。今回のことで、ようやくあやかはこれまでの苦悩から解放されました。礼子さんの末路を知ったあやかが「本当に大切にすべきもの」を再確認する様子が強調されています。
最後にあやかがが取った「既読スルー」という行動は、礼子さんとの関係を完全に断ち切り、自身の心の平穏を取り戻すための決断でした。あやかようやく、また穏やかな日々を過ごすことができますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

