ジベルバラ色粃糠疹の治療
多くの場合自然に治る病気ですが、症状を和らげるために薬物療法や光線療法が行われます。
薬物療法
症状を和らげる薬として、かゆみ止めの飲み薬や塗り薬を使います。かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン薬を飲んだり、ステロイド軟膏を塗ったりします。また、皮膚の乾燥を防ぐために保湿剤を使うこともあります。
また、ウイルスが関係している可能性がある場合や症状が強い場合には、アシクロビルなどの抗ウイルス薬を使うことがあります。とくに妊娠初期の方は、ジベルバラ色粃糠疹の発症が妊娠経過に影響する場合があるため、早めの治療開始がすすめられることがあります。
紫外線治療
症状が重い場合や通常の治療で良くならない場合には、紫外線による治療が検討されます。エリスロマイシンやアジスロマイシンといった抗生物質が効果的だったという報告もありますが、一般的な治療法としては確立していません。
ジベルバラ色粃糠疹になりやすい人・予防の方法
ジベルバラ色粃糠疹の原因は完全には分かっていないため、確実な予防法はありません。ただし、感染症に続き発症することもあるため、健康状態を整えることで、発症や症状の悪化を防げる可能性があります。
そのため、十分な睡眠やバランスの良い食事、過度なストレスの回避を心がけることが大切です。また、基本的な感染予防対策も有効だと考えられます。
発疹がある場合は、症状を悪化させないために、刺激の強い石けんの使用を避け、皮膚を清潔に保つことが大切です。また、発疹がある部分を強くこすったり掻いたりするのは避けましょう。症状が長引いたり、強い痛みやかゆみがある場合は、早めに皮膚科の受診をおすすめします。
関連する病気
癜風脂漏性皮膚炎尋常性座瘡
カンジダ症汗疹白癬
マラセチア毛包炎扁平苔癬アトピー性皮膚炎毛孔性紅色粃糠疹
乾癬
皮脂欠乏性湿疹
接触皮膚炎
毛包性角化症
参考文献
National Library of Medicine「Pityriasis Rosea」
MSDマニュアル プロフェッショナル版「ばら色粃糠疹」
医療法人社団豊正会 大垣中央病院「ジベル薔薇色粃糠疹(ばらいろひこうしん)」

