「もっと周知されるべき」東大キャンパスで警備員がエスコート SNSで話題の制度、実は15年前から

「もっと周知されるべき」東大キャンパスで警備員がエスコート SNSで話題の制度、実は15年前から

東京大学のキャンパス内では、希望すれば警備員が移動に付き添ってくれる──。

東大の教員がXで紹介した投稿に、驚きの反応が広がっている。この「知られざる制度」は本当に存在するのか。もし事実なら、どのような経緯で導入されたのか。疑い深い弁護士ドットコムニュース編集部が、東京大学に取材した。

●「もっと周知されてほしい」東大准教授の投稿で話題に

話題になったのは、東京大学准教授の竹内一将さんが2025年12月24日にXに投稿した次のような書き込みだ。

「東京大学では、ストーカー等対策として、希望する本学構成員(学生など)はキャンパス内を移動する際に警備員に付き添いをしてもらえる仕組みがあることを知った。希望する人は各キャンパス警備室・守衛所へ」

大学のキャンパスは規模の大小はあれど、木々が生え茂り、建物が点在していることが多い。昼間でも人通りの少ない場所があり、夜間の移動に不安を覚える学生や職員は少なくないだろう。

竹内さんの投稿は1700回以上リポストされて、「昔、ある大学にいた時、真夜中に真っ暗な学内を帰るのが少し心配だった」「こんな制度あったのか!!」などのコメントが相次いだ。

竹内さんは同じ投稿で、こうも呼びかけている。

「これは広く知られないと必要な人に使ってもらえないので、もっと周知されてほしい」

●東大の全キャンパスで利用可「エスコートサービス」

ただし、利用者が増えれば警備体制への負担も気になるところだ。本当に、このような仕組みは存在するのだろうか。

弁護士ドットコムニュースが東大に問い合わせたところ、制度は実在するという回答があった。

東京大学総務課によると、この制度は「エスコートサービス」と呼ばれ、学生や教職員など学内の構成員を対象に、要望に応じてキャンパス内を移動する際に警備員が付き添うサービスだという。

東大のすべてのキャンパスで実施しており、「守衛所や事務部に対して申し出があれば利用可能」としている。

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