脳トレ四択クイズ | Merkystyle
神と人間の間に生まれた主人公が背負わされる宿命「タイタンの逆襲」に見る“2世の苦悩”に加藤浩次が沸騰<サタデーシネマ>

神と人間の間に生まれた主人公が背負わされる宿命「タイタンの逆襲」に見る“2世の苦悩”に加藤浩次が沸騰<サタデーシネマ>

「加藤浩次とよしひろのサタデーシネマ」
「加藤浩次とよしひろのサタデーシネマ」 / ※提供画像

映画好きで知られるお笑い芸人・加藤浩次と映画ライターのよしひろまさみちが、毎週1本の作品を語り合う「加藤浩次とよしひろのサタデーシネマ」(土曜朝8:00〜11:00、BS10)。1月17日の放送では、先週取り上げた「タイタンの戦い」の続編となる2012年公開のファンタジー大作「タイタンの逆襲」が紹介される。神と人間の距離感から、意外にも現代社会に通じるテーマまで熱のこもったトークが展開された。

■“神の2世”として生きる重さ…現代社会との重なり

作品を観終えた加藤は、開口一番「(人間が)神に近いよね」と率直な印象を口にする。欧米でヒットした理由については「神と人間の関係が事前にインプットされている」、違和感なく観られるのではないかと分析した。

これに対してはよしひろも「そもそも、人間と神の間に生まれた子どもっていうのが、(日本人からすると)『は?』っていう感じですよね」と同意しつつ、現存する宗教の神とは切り離されたファンタジーの神であるからこそ観客が素直に感情移入できるのではないかと指摘。日本には馴染みが薄い世界観ながら、物語として受け入れやすい“キャラ立ちの濃さ”が本作の没入感を支えていることが浮かび上がる。

本シリーズは2部作となっているが、当初はさらに「タイタンの復讐」を加えた3部作構想が存在していたという。幻の3作目は神々が全員集合する壮大なシナリオが想定されており、今作以上のスケールになる予定だったと明かされた加藤。「アベンジャーズの要素も入ってると思う」と“当時の流行”も意識した鋭い観察を披露したところ、よしひろも「アメコミって基本的にギリシャ神話の要素が入っている」と納得の表情で応じる。現代大きな人気を誇っているヒーロー映画と神話世界の、意外な接点が明かされた。

話題はやがて、映画の主人公・ペルセウスのバックグラウンドへと移っていく。ペルセウスは前作のあと平和な漁師生活を送っていたが、“神の統制が利かなくなった人間界”に平和をもたらすべく神に導かれる。この流れを加藤は「神と人間の間に生まれた存在」という設定を現代社会に置き換えて、“有名人の2世が突然、やりたいこととは別の重責を担わされるようなもの”として「2世の苦しみを表してます!」と表現。

「それ、相当キツくないスか!?」とペルセウスの気持ちを推し量り、人種的アイデンティティに悩む人の感覚にも言及する。「ペルセウスもやっぱキツいですって。俺キツいなあ…(ゼウスの息子と周りに知られていたら)俺生きていけないわ」としたうえで、もし自分がペルセウスの立場だったら「俺(ゼウスを)助けないよ、絶対」とまで言い切った。

異なる宗教観や神話世界を描いた作品でありながら、血筋や立場によって勝手に期待や役割を背負わされる苦悩は驚くほど現代的だ。だからこそ加藤は本作を、最後に「2世の苦悩」と一言で言い表しスタジオの笑いを誘った。壮大な神々の戦いの裏に潜む1人の人間としての葛藤を掘り下げた今回のトークは、「タイタンの逆襲」を単なるファンタジー大作にとどめない、番組ならではの視点を際立たせる。

■「タイタンの逆襲」ストーリー

ペルセウスが怪物クラーケンを倒してから10年。かつて強大な力を誇ったオリンポスの神々は、人間からの信仰を失ったことで力を弱めつつあった。やがて冥界の奥深くに投獄されていたクロノス率いる凶悪なタイタン族を制御できなくなり、地上はタイタン族によって地獄と化していた。漁師として生活していたペルセウスは、勇敢な女王アンドロメダ、ポセイドンと人間の間に生まれたアゲノールらの力を借りて冥界へと乗り込む。

提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。