「レグラージュ」の開発現場へやってきた! 現存する日本最古の化粧品研究所へ
私の大好きな、日本初の西洋医学処方のニキビケア化粧水「美顔水」や、毛穴美容液で有名な「ケアナボーテ」、そして癒される寄り添いコスメ「モフモフレンズのオールインワンジェル」などもここで開発されているとは……。桃谷順天館はこれら人気のコスメが揃う、明色化粧品を持つ会社なのです。
あの有名なポップコーン屋さん「ポップコーンパパ」が近所にあることを鵜飼は見逃さなかった。ユニバすぐそばの店舗は行列だけど、ここならすぐ買えます。
こちらが現存する日本最古の研究所! 2016年に新社屋が完成し、とっても清潔で明るくてぴっかぴか。社員の方々がテラスでランチをしているのが印象的でした。
得意分野はスキンケア。美肌菌や発酵成分など多くの特許成分を世に送り出してきました。鵜飼もジェルのミキシングやファンデーションのプレストを体験。研究者の方のミキシングテクにみとれて、「お料理に役立つことはありますか?」とどうでもいい問いかけをしたら「ホットケーキの粉を混ぜるのが得意です!」とやさしい回答をいただきました。
研究所のあるお部屋の中でも、ブレンドの部屋、プレスの部屋、湿度チェックお部屋、肌測定器の部屋、調香の部屋などを拝見。私の肌をVISIAで測定していただきましたが結果は割愛します。
「癒して、整う。調律コスメ」
天然精油の香りからもアプローチ
「レグラージュ」はフランス語で調整という意味があり、コンセプトは「癒して、整う。調律コスメ」。肌だけでなく心のバランスも整える背景に、精油100%(※No.53以外)の香りからもアプローチするのが特徴です。無香料の選択もできるけれど、ぜひナチュラルで繊細な香りを試してほしい。
実は桃谷順天館にはフランスの香水の聖地、グラースで学んだ調香師がいるんです。とても洗練されていて、主張しすぎず心に寄り添う香り。一般的に香りの調香はセンスと経験と知識が必要で、香りをいちから調香している化粧品会社はそう多くないのです。
社内にあるアロマがズラリと並ぶオルガン台で、貴重な精油の香りを体感。
本社1階にあるエステティックサロンはどなたでもトリートメントを受けられ、美肌はもちろん、スマホネックやハイヒールで前傾姿勢をケアしたいと通うリピーターが多いそう。私ももれなくスマホネックの巻き肩。エステティシャン三宅さんのゴッドハンドが首やデコルテ、背中のかたいゴリゴリを心地よいストロークでほぐしてくれました。首がのびた。チークなしで血色感。目はキリッと冴え渡りました。フェイシャルでは特許を取得した酵素成分のピーリングから始まるのが儀式。栄養をしっかりと受け入れられる肌に整えます。
なんと社内に茶室や社員が活動する茶道部もあり、海外から来社される取引先の方々にも喜ばれているようです。私は恐れ多くも役員の方からお点前をちょうだいしました。さらにさりげなく目の前におかれていたのは徳川家の葵のご紋がはいった棗! ちゃっかり手に持ち拝見しました。震えました。本社のいたるところには絵画が飾られ、ほんものに日々触れることで感性が磨かれ、豊かなコスメが生まれるのだなあと実感した次第です。
点てていただいたお茶を、美味しくいただきました。

