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骨のがん「軟骨肉腫の好発年齢」は中年から?初期症状やなりやすい箇所も医師が解説!

骨のがん「軟骨肉腫の好発年齢」は中年から?初期症状やなりやすい箇所も医師が解説!

軟骨肉腫の好発年齢は?

軟骨肉腫は肉腫の一種ですが、肉腫は種類に応じて発症しやすい年齢が異なるのが特徴です。
骨の痛みや腫れなど心あたりのある方で、発症しやすい年齢に当てはまる場合には重大な病気を疑って早めに受診しましょう。
軟骨肉腫の好発年齢を解説します。

30~50歳代で好発

軟骨肉腫の好発年齢は、30~50歳代で男女差はありません。
肉腫のなかでも1番患者さんの数が多い骨肉腫は、10~20歳代の若年者に多いのが特徴です。
軟骨肉腫は骨肉腫よりも好発年齢が上であり、中年~高齢者の方は特に注意してください。

二次性軟骨肉腫にも注意が必要

軟骨肉腫は、はじめから骨に軟骨肉腫が発生する場合と、良性の軟骨性病変が肉腫に進行する場合の2種類があります。
良性軟骨性病変が肉腫に進行したものを、二次性軟骨肉腫といいます。
前者のはじめから軟骨肉腫が発生する場合が全体の80%で大半を占めており、二次性軟骨肉腫の割合は全体の約20%です。
良性軟骨性病変は治療の必要がないものですが、30代以降に軟骨肉腫へ進行する可能性があるため、定期的に診察を受けましょう。

軟骨肉腫の好発部位

軟骨肉腫は全身の骨のどこにでも生じる可能性があり、特に発生しやすい部位もわかっています。
好発部位とされる部位で骨の違和感がある場合には、軟骨肉腫を疑って早めに受診しましょう。
軟骨肉腫の好発部位は、主に以下の4つです。

大腿骨

骨盤

肋骨

上腕骨

それぞれについて解説します。

大腿骨

大腿骨は、太ももの骨であり、全身のなかでも特に大きな骨です。大腿骨に肉腫ができた場合、治療は手術による広範切除で、腫瘍の周りの正常な組織も切り取る必要があります。
切除後には人工関節を用いたり、自分の骨を移植する再建手術を行ったりすることも少なくありません。
できる限り脚を温存する治療を目指しますが、肉腫が重要な血管や神経を巻き込んでいる場合は、切断せざるを得ない場合もあります。

骨盤

骨盤は、上半身と下半身をつなぐ大きな骨で、腰骨の1つです。骨盤の上部には背骨、下部には大腿骨が接続しているため、身体のなかでも特に重要な骨です。
骨盤に肉腫が生じて腫れても、皮下脂肪が分厚いために気付かないことがあり、進行してしまうケースが少なくありません。
腰痛や股関節痛と区別がつかない場合もあるため、慢性的な痛みが続く場合には早めに受診しましょう。

肋骨

肋骨は、胸郭を覆っている骨で、あばら骨とも呼ばれます。1本1本の肋骨は細く、強度が低いため、軟骨肉腫による骨折に注意が必要です。
後腹膜腫瘍との鑑別が困難な場合もあるため、診断には腫瘍細胞の生検を行います。

上腕骨

上腕骨は、いわゆる二の腕の骨で、肩関節で鎖骨と接続しています。上腕骨の上端である肩付近に軟骨肉腫ができやすく、患者さんは肩関節の炎症と区別が付きません。
肩関節の捻挫や酷使などの心あたりがないのに、痛みや腫れが続く場合は、軟骨肉腫の可能性があります。

配信元: Medical DOC

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