絶縁を恐れた義母から謝罪が届くも、砂羽はすぐには許さず適度な距離を保つことを選びます。第2子を迎え、改めて「お互いの努力を尊重し合う」大切さを噛みしめる砂羽。彼女は自らの足で、新しい明日へ踏み出します。
義母から謝罪の連絡が止まらない
あの日を境に、義母から私への電話はピタリと止まりました。 数日後、義母からていねいすぎるほどの謝罪のメールが届きました。
「私の無知で傷つけてしまってごめんなさい」]
「これからは砂羽さんの働きを尊重します」
「家族を大事に思っています。みんなにまた会いたいです」
あんなに強気だった義母が、手のひらを返したよう。やはり、息子からはっきりと孫に会わせないと言われたのが効いたのでしょうか。
笑って許せる日はまだ先
義母が素直に非を認めてくれたことは嬉しく思ったのですが、正直、私はすぐに「いいですよ」と笑って許す気にはなれませんでした。言葉では謝ってくれていても、義母の中に根付いた「女は男の下」という価値観が、すぐに変わるとは思えなかったのです。
「康太、ありがとう。味方をしてくれて本当にうれしかった」
「当たり前だよ。俺たちはチームだからね」
現在、私は無事に第2子を出産しました。 義母からはお祝いの品と手紙が届きましたが、会うのは「落ち着いてから」と連絡してあります。

