「感謝」とは何か分かる子になってほしい
義母の言う「感謝」は、自分が下で相手が上だと決めつけたうえでのもののように感じました。でも、私が大切にしたい感謝はそうではありません。家族のどちらが偉い、どちらが養われているということではなく、相手の頑張りに対して双方が対等に感謝しあえるのが理想だと思います。
「ママ、赤ちゃん、ねんね?」
りんが、新しく家族に加\わった弟の頭を優しくなでています。 その姿を見ながら、私は心に誓います。この子たちには、人の気持ちや置かれた環境を、色眼鏡なしできちんと見られる大人になってほしい。
義母との関係は、これから時間をかけて新しい形を模索していくことになるでしょう。でも、もう私は自分を卑下することはありません。 胸を張って、自分の人生を、そして家族との時間を守っていこうと思います。
窓の外には、新しい一日が始まる前の、澄んだ青空が広がっていました。今日も私は、私の足でしっかりと立っています。
あとがき:凛として、自分の足で立つ
謝られたからといって、すぐに「いい嫁」に戻る必要はありません。壊された信頼を修復するには時間が必要であり、その主導権は砂羽が握っています。物語の結末で、彼女が自分を卑下することなく、澄んだ青空の下で胸を張る姿は非常に感動的です。誰かに依存するのではなく、互いを尊重し合う「個」としての自立。新しい家族の形を築き始めた砂羽の未来が、希望に満ちていることを願わずにはいられません。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

