主人公のツバサは鉄道好きで妻と娘と3人暮らし。育児より趣味を優先するツバサに怒った妻は娘を連れて家出経験あり。ある日ツバサが趣味を満喫中、妻がストレスと過労で倒れ頭を強打。緊急入院し意識がない状態に。じつは、妻は寝不足でのワンオペが続き、メンタルが限界に。そんなとき、娘のリクエストで電車を見に外出。娘は電車がある場所に行けばパパに会えると思っていたようで号泣し始め…。
「パパはおでかけしているから」
いろいろな感情に襲われてしまったノゾミ。サクラちゃんに寂しい思いをさせている申し訳なさ、電車=パパと理解していることの驚き、この場にいないツバサへの怒り…。
「パパいないから帰ろう」と説得していると、号泣し暴れたサクラちゃんの手が顔に当たってしまいます。「私だってツラい」「なんで叩かれなきゃいけないの?」と限界がきてしまい…。
「もうムリ…」心の糸がプツンと切れてしまい…











限界がきてしまい、サクラちゃんに怒鳴ってしまったノゾミさん。その瞬間「猫鉄」と名乗るぬいぐるみが登場。「いないいないばぁ」を見たサクラちゃんは泣き止み、一瞬で笑顔に。ぬいぐるみであやしてくれたのは、知り合いの駅員の谷川さんなのでした。
号泣する子どもを落ち着かせるのは大変ですよね。子どもの気持ちを受け止めたり、気をそらしたり、お気に入りのぬいぐるみやおもちゃで遊んであげたり…色々な方法を試しても、イヤイヤ期の2歳児にはなかなかうまくいかないことも多いもの。ママはイライラしたり、つい怒ってしまったりすることもありますよね。でも、それはお子さんと真剣に向き合っているからこそではないでしょうか。
子育ては一人でするものではありません。夫や家族に相談し、協力を得ることが大切です。また、身近に頼れる人がいない場合は、行政や専門機関などに相談することも考えてみてください。
例えば、以下のような相談窓口があります。
児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」
内容:子育てに関する悩み、しつけ、家庭内の困りごと、虐待かもと思ったときも含めて幅広く相談可能。
電話:189(いちはやく)または0570-783-556(お住まいの地域によっては、この番号に繋がります)
受付:24時間365日、最寄りの児童相談所につながる。
親子のための相談LINE(こども家庭庁)
内容:育児の悩みや心配をスマホから気軽に相談できる。
方法:公式サイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/kodomo/kodomo_kosodate00001.html)からLINE追加→チャット相談。
時間:原則24時間対応(返答は時間がかかる場合あり)。
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著者:マンガ家・イラストレーター よういち

