「変色した牛肉」は”何色”なら食べても大丈夫?加熱不足NGな肉も管理栄養士が解説!

「変色した牛肉」は”何色”なら食べても大丈夫?加熱不足NGな肉も管理栄養士が解説!

牛肉の栄養素を効率的に摂取する方法

牛肉の栄養素を効率的に摂取する方法

たんぱく質を効率的に摂取する方法

牛肉に多く含まれるたんぱく質の代謝にはビタミンB群が欠かせません。特にビタミンB6が不足していると、たんぱく質を摂取しても体内でうまく利用されないため、たんぱく質を効率的に摂取するためにはビタミンB6と一緒に摂ると良いでしょう。

鉄を効率的に摂取する方法

ビタミンCには鉄を吸収しやすい形にし、ヘモグロビンの合成を促す作用があります。
鉄は牛肉に多く含まれており、効率よく摂りたい場合はビタミンCを含む食品と一緒に摂りましょう。

牛肉を食べる際の注意点

牛肉を食べる際の注意点

生食

牛肉や内臓には、食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌(O157など)、サルモネラ菌、カンピロバクターなどの細菌が付着している可能性があります。これらの病原体は肉の表面だけでなく、調理や取り扱いの過程で内部に入り込むこともあり、重い症状を引き起こすことがあります。また、E型肝炎ウイルスは主に豚や野生動物での感染が知られていますが、加熱不足の肉全般においては感染症リスクを完全に否定することはできません。そのため、牛肉や内臓は鮮度に関関係なく、生や加熱不十分な状態で食べることは避け、中心部まで十分に加熱してから食べることが重要です。

加熱不足

多くの細菌やウイルス、寄生虫は加熱に弱いため、加熱することで死滅します。お肉や内臓は食べるときによく火を通すことが大切です。特にひき肉やタレなどに漬け込んだ肉を使った料理では、料理の内部まで細菌が入ってしまい、さらに中まで火がはいりにくいため、中心部までしっかり火を通すようにしましょう。

食器や調理器具の使い分け

飲食店やバーベキューなどで、自分で肉を焼きながら食べる場合は火加減が難しく、生焼けになることがあります。意識的に中心部まで充分に加熱しましょう。
また、箸やトングなどの食器や調理器具を通じて細菌などが口に入ることがあるため、生の肉をつかむ調理器具と、加熱後の食品や料理を取り分けたり、食べたりするときに使う箸は、わけて使いましょう。

牛肉の保存方法や期間

牛肉の保存方法や期間

保存方法 期間の目安

冷蔵(冷蔵室・チルド室) 2~3日以内(ひき肉は1~2日)

冷凍(-18℃以下) 約1か月程度

牛肉の保存方法や期間

牛肉を冷蔵保存する場合、酸化を防ぐため、空気に触れないようぴったりラップをし、さらに密閉容器にいれ、10℃以下で保存しましょう。また、チルド室がある場合は、同じようにラップでぴったりと包み、空気に触れないようにし、チルド室で保管し、酸化や菌の繁殖を防ぎましょう。冷凍する場合は-18℃以下で保存しましょう。新鮮なうちに1回分ずつ小分けにラップで包み、さらに冷凍用の保存袋にいれ保存すると良いでしょう。

牛肉の保存期間について

牛肉の保存期間は保存方法によって異なります。冷蔵庫やチルド室で保存する場合は、購入後できるだけ早く、目安として2~3日以内に使い切るようにしましょう。ひき肉の場合は傷みやすいため、1~2日以内に調理するのが望ましいとされています。
冷凍保存する場合は、1回分ずつ小分けにして空気に触れないように包み、冷凍庫(-18℃以下)で保存することで、品質を保ちながら約1か月程度保存することができます。ただし、冷凍焼けや風味の低下を防ぐためにも、できるだけ早めに使い切ることが大切です。

「牛肉の変色」についてよくある質問

「牛肉の変色」についてよくある質問

ここまで牛肉の効果を紹介しました。ここでは「牛肉の変色」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

牛肉が傷んでいるサインはどういうものでしょうか

山口 恵里

牛肉が傷んでいるサインとして、新鮮な牛肉は臭いがほどんどないため、酸っぱい臭いや、アンモニア臭などの異臭がある場合は腐敗している可能性が高いです。また、表面にぬめりがあったり、糸を引く場合も細菌が繁殖している可能性が高く、肉汁が透明ではなく濁ってきている場合も劣化しているサインです。変色については茶色や灰色は酸化の可能性があり、黒や緑色、斑点など、不自然な色が見られる場合には傷んでいる可能性があります。
これらの異常を総合的に判断し、少しでも不安があれば食べない方がよいでしょう。

まとめ

牛肉は世界中で広く食べられている食肉で、様々な料理に使用できます。たんぱく質が豊富で筋肉の強化や身体機能の調節に役立ち、鉄分や亜鉛、ビタミンB群が多く、貧血の予防や代謝に関わる栄養素が含まれています。脂質は部位によって大きく異なることが特徴です。脂質を構成する成分の一種に「飽和脂肪酸」があり、こちらを多く含んでいるため、摂りすぎると血中脂質のバランスを崩します。
牛肉の変色は「ミオグロビン」という筋肉中にある色素たんぱく質が、酸化や加熱によって変化したもので、鮮度や保存状態によっても色が変化します。茶色や灰色に変色したら腐敗していると判断せず、臭いや触った感覚など、総合的に判断しましょう。
牛肉を食べる際には加熱不足や食器・器具の使いまわしに気を付け、食中毒を防ぐことが大切になります。

「牛肉」と関連する病気

「牛肉」と関連する病気は6個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

内科系の病気

肥満症

高LDLコレステロール血症


循環器系の病気

動脈硬化心筋梗塞鉄欠乏性貧血

消化器系の病気

食中毒

「牛肉」と関連する症状

「牛肉」と関連している、似ている症状は6個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

かぜ

下痢

嘔吐

肥満

疲労

だるさ

参考文献

食品成分データベース

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書|厚生労働省

お肉はしっかり火を通してから食べましょう:農林水産省

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配信元: Medical DOC

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