
「弱冷房車」乗る? 乗らない?
【画像】えっ?[前リュック]ってマナー違反なの???→これが《電車内でよく見る》トラブルの数々です…!
公共交通機関で、鉄道を中心に設けられていることの多い「弱冷房車」。真夏の時期や、通勤・通学ラッシュ時には車内温度が高温になるため、「弱冷房車はいらない」「間違えて弱冷房車に乗ってしまうと汗だくになる」という声もあります。しかし、中にはあえて「弱冷房車を選んで乗車する」という人も。一体、どのような人たちが弱冷房車を必要としているのでしょうか。
「寒暖差でぜんそくが出やすいから…」
弱冷房車を選ぶ理由として、やはり多いのは「冷房車が寒すぎる」という意見。SNS上などでも「冷え性だから冷房車だと寒すぎる」「弱冷房車じゃないと、汗で体が冷えすぎて困る」「寒がりな友達は弱冷車しか乗れないって言ってた」「冷房強すぎて寒いもん 腹痛くなる」という声が上がっていました。
また、最初は「心地よい」と思って冷房車に乗っていても、目的地に着く頃には体が冷えきっていることも。寒さ対策にカーディガンやウインドブレーカーを羽織る方法もありますが、そうなると電車に乗る日は荷物が増えてしまう上、上着を脱ぎ着する手間もかかってしまいます。寒さに弱い人にとって弱冷房車は、快適に電車移動するための欠かせない車両といえるでしょう。
他にも「寒暖差でぜんそくが出やすいから、弱冷房車は助かる」「おなかがギュルルン気味のときは乗る」「弱冷房車は酔っ払いや男性の乗車率が少ないから、女性専用車両がないときは積極的に乗っている」という意見も。寒さ対策だけでなく、持病対策や混雑対策として活用している人もいるようです。
ちなみに、冬場は暖房の効きすぎで汗をかいてしまう人も多いことから、ネット上では「弱冷房車」ならぬ「弱暖房車」の設置を希望する声が聞かれました。否定的な意見が出やすい弱冷房車とは対照的に、冬場の弱暖房車は反対意見も少ないようです。
弱冷房車が、一定数から確実に求められていること、そしてそれぞれの事情や、納得の理由があることが分かりました。今後「弱暖房車」の導入が進んでいくことはあるのか……期待しながら様子を見ていきましょう。
