
イタリアは、年が明けると同時にコテキーノという食材を使った料理を食べます。
この料理は、レンズマメと豚のソーセージを煮込んだもので、日本の年越しそばのような立ち位置。レンズマメの数ほどお金がたまりますようにという願いが込められています。
この豚のソーセージ、豚の脂や本来は廃棄されるような部位を細かくして詰め込んだものです。
通常は、年末年始だけスーパーで売られています。
しかし我が家は、5代続く近所の豚肉専門店で購入。スーパーで売られているものはすでに加工されていて温めるだけで食べられますが、こちらは調理が必要です。ちなみに、このお店では生ハムも写真のように天井から吊るされています。
まず鍋にたっぷりの水を入れ、コテキーノを投入。フォークでいくつか穴をあけて、水が沸騰したらそのまま50分ほど加熱します。
こうすることで余分な脂は水に溶けだすのです。
煮込んだ後は、温かいうちに皮の部分をはがします。
「冷たくなると皮がはがしにくくなり往生するから気をつけて」と、肉屋のおばさんに注意を受けました。
カットしたコテキーノを、煮たレンズマメと一緒に食べます。
脂分はいくらか抜けたとはいえ、実際はかなりコテコテのお料理。年が変わったばかりの真夜中12時にいただくにはかなりヘヴィです。
とはいえ年に1回の縁起物。みんなでワイワイといただきました。


