
中村倫也が主演を務める金曜ドラマ「DREAM STAGE」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系/※初回は15分拡大)が、いよいよ1月16日(金)よりスタートする。ザテレビジョンでは、今夜放送の1話を先駆けて視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。(以下、ネタバレを含みます)
■日本人Pと落ちこぼれ7人組による“熱い絆の物語”
「DREAM STAGE」は、世界の音楽シーンを席巻するK-POP業界を舞台に、かつて問題を起こして業界を追放された日本人プロデューサー・吾妻潤(中村)と、韓国の弱小芸能事務所に所属する落ちこぼれ練習生7人が、世代や国籍を越えて共に夢を目指す熱い絆の物語。
選抜に落ちて“負け犬”と呼ばれていた練習生たちは、吾妻との出会いで運命が大きく変わり始める。信じ合える仲間との絆でさまざまな困難を乗り越え夢に挑んでいく彼らの、爽快で痛快な挑戦の日々が描かれる。
劇中に登場する7人組ボーイズグループ「NAZE」(ネイズ)に選ばれたのは、韓国出身のユンギ、アト、キムゴン、ドヒョク、タイ出身のターン、そして日本出身のカイセイとユウヤ。彼らはデビュー前ながら今回のドラマ出演だけなく、楽曲配信やライブイベント、コンテンツ配信など、すでにさまざまな活動を行なっている。
■元恋人に呼び出され韓国へやってきた元天才PD
物語は、韓国・仁川国際空港にボーイズグループ・TORINNER(トリナー)が降り立つところから幕を開ける。デビュー直後の新人にも関わらず、空港には彼らを待ち受ける多くのファンの姿が。ファンからの熱い声援を目の当たりにしたリョウ(岩瀬洋志)は「みんなありがと~。これからも応援よろしくね」と声を掛け、大きな歓声が上がる。
その頃、“元”天才音楽プロデューサーの吾妻(中村倫也)も韓国に降り立っていた。彼の目に飛び込んで来たのは、TORINNERのファンたちが持っていたグッズに「TORINNERは嘘つき!」などと書かれたシールを貼り付け、ファンと揉めていた女性の姿。彼女こそ、吾妻を韓国まで呼び寄せたナム・ハユン(ハ・ヨンス)だった。
その後、カフェへ移動した2人。元恋人同士ということもあり久々の再会を喜ぶナムに対し、吾妻は空港での一件をたしなめつつ「で、何の用? わざわざ韓国まで呼び出して」と早速本題へ入るよう促す。するとナムは、自身が描いた壮大な“計画”について語りだす。
芸能事務所「ナム・エンタテインメント」の社長を務めるナムは、新しいK-POPグループを作るべくアジア各地からイケメンを集めてオーディションを実施。歌とダンスのトレーニングを積ませ、50億ウォン(約5億円)もの借金をしながら、1年がかりで5人の正式メンバーを選抜したのだという。
後はデビューを待つばかりだったが、プロデューサーを務めていたパク・ジス(キム・ジェギョン)が裏切り、5人を連れてチェ・ギヨン(イ・イギョン)が社長を務める「Bouquet Music」へ移籍してしまう。その5人こそがTORINNERであり、ナムは裏切りへの腹いせとして空港で揉め事を起こしていたのだった。
ところで、チェと吾妻の間には何やら過去に因縁があった様子。そのことをナムから振られた吾妻だったが、「悪いのは俺だ。未来ある若者に夢を叶えろとか言って、歌とダンスしかない人生押し付けて。そのくせ自分は途中で放り投げて…。奴らの人生台無しにしたのは俺だ」と、過去の後悔を口にする。そんな吾妻を、ナムは黙って見つめていた。

■吾妻、いきなりNAZEに“カマす”
その後、事務所のある古びたビルを見た吾妻は、すぐに自分が呼ばれた理由に勘付く。オーディションの最終選考で落とした“残り物”のプロデュースを依頼されると知った吾妻は、断固拒否して日本に帰ろうとする。だが、プロデューサーを辞めてからろくに働かず1000万円もの借金を肩代わりをしてもらっていた吾妻に拒否権はなく、仕方なくナムが抱えるグループ・NAZEの練習を見に行くことに。
練習生の様子を見て再度依頼を拒否する吾妻だったが、ナムからの熱い思いや、ぶつかり合いながらもデビューを目指して頑張るNAZEの姿に何かを感じた吾妻は、「ひと月だけ」、そして「自分が好きなようにやれること」を条件に渋々プロデュースを引き受ける。
早速NAZEやマネージャーの水星(池田エライザ)と対面した吾妻は、彼らのことを酷評した上で10個のルールを課し、それらを破った者はいつでもクビにすると宣言。いきなりの厳しい言葉と規則に、メンバーは驚きやいら立ちを隠せない。水星もナムに「大丈夫なんですか?」と問いかけるが、ナムは「まあ見てて。そのうちわかる」と、信頼は揺るがない様子。

■キムゴンの家庭をめぐる問題が明らかに
そんな中、メンバーのキムゴンは事務所に内緒で飲食店のアルバイトをしていた。何やら怪しげな人物に金を渡すなどワケアリな様子。家路を急ぐキムゴンだったが、たまたま屋台でラーメンを食べていた吾妻と出くわす。キムゴンは吾妻に「どうしたら1日も早くデビューできますか?」と問いかける。
すると、吾妻はキムゴンの体の使い方からサッカーをやっていたのを見抜きつつ、ダンスの技術が足りていないことを指摘。金が必要なら早めに辞めて真面目に働けという吾妻は、「夢じゃ飯は食えない」とさらにキムゴンを突き放すのだった。
翌日、ルールを破った連帯責任で基礎トレを命じられたメンバーたちは、ついに不満が爆発。そんな彼らに、吾妻は冷静に彼らが目指す夢の厳しさと現状の乖離を解き、「もっと楽な生き方はいくらでもある」と言い放つ。それでもキムゴンは指示された通り基礎トレを始め、メンバーたちもそれに続く。そんな彼らのひたむきな姿を見た吾妻は、思うところがあったようで…。

■NAZEがまさかの“国立”で初パフォーマンス
ある夜、水星はひょんなことからキムゴンがバイトしていることを知る。吾妻やナムにそのことを知らせつつ、心配のあまり良からぬ妄想が加速した水星は、キムゴンを探して駆け出していく。一方、吾妻はナムから、キムゴンが両親の離婚を機に施設で育ち、その間もサッカーでプロを目指していたと耳にする。
その後、キムゴンが病気の母親の手術費を稼ぐためバイトをしていたこと、そのバイト代を父親に騙され奪われていたことが判明。興味なさそうな素振りを見せ水星を怒らせる吾妻だったが、事態を把握するためキムゴンの母・弥栄子(斉藤由貴)の入院している病室を訪れる。
キムゴンから弥栄子に対する思いを聞いていた吾妻は、キムゴンの思いを弥栄子に伝えていく。弥栄子がキムゴンを捨てた理由に触れると、「逃げたらきっと後悔する、俺はそう思います」と自らの経験を踏まえて告げるのだった。

一方、韓国へ戻ったキムゴンをメンバーたちは温かく迎え入れる。それぞれの絆を再認識した7人は、チームとして結束し強く結束していく。そんな中、吾妻は突然“国立”でライブをすると言い出す。そこにはある目的があり…。
物語のクライマックス、NAZEは国立という大舞台に立つ。そこで彼らが見せたパフォーマンスや、意外な選曲に込められた思いには感動すること間違いなし。これからのNAZEの成長と、吾妻の過去を巡る物語がどう展開していくのか、2話以降への期待が一層高まる内容となった。


