リンパ管奇形の前兆や初期症状について
リンパ管奇形の主な症状は身体の一部に腫瘤が現れることです。首や顔、脇の下や体幹に腫瘤ができ、柔らかな隆起した皮下腫瘤として認められる場合が多いです。
腫瘤は基本的には痛みや熱感を帯びることは少ないですが、感染が生じると腫れが大きくなり、痛みや発熱、発赤をともなうことがあります。
打撲や外傷によって急に腫れが増大することもあるため、注意が必要です。
成長とともにゆっくりと大きくなる場合や、大きさが変化しないまま経過する場合などにおいては、急な治療を必要としないケースがあります。
しかし、首や顔に巨大な腫瘤ができた場合は、呼吸困難や嚥下(えんげ)困難に陥る可能性があるため、早期の治療が求められるケースもあります。
また、腫瘤は左右非対称で形成され外見上のバランスを欠くこともあり、整容性が問題となることも少なくありません。
リンパ管奇形の検査・診断
リンパ管奇形の診断は視診や触診によって腫れ方の特徴や場所、大きさや柔らかさなどを確認します。超音波検査やCT検査、MRI検査などの画像検査も組み合わせて診断します。
超音波検査では、リンパ管奇形に特徴的な大小さまざまな多房性の嚢胞の有無や大きさなどを確認します。
CT検査やMRI検査では、リンパ管奇形の広がりや深さだけでなく周辺組織への影響を確認します。とくに手術を検討する場合は、治療計画を立てる上で重要な情報となります。
感染や炎症が生じている場合は、程度を調べるために血液検査を行うこともあります。

