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「先天性真珠腫」を発症したときに起こる聞こえ方の変化とは【医師監修】

「先天性真珠腫」を発症したときに起こる聞こえ方の変化とは【医師監修】

先天性真珠腫の前兆や初期症状について

先天性真珠腫は、初期の段階では明確な症状がでないこともあり、健診や耳鼻科を受診した際に、偶然指摘されることも多いです。

真珠腫自体は悪性のものではありませんが、周囲の骨を破壊しながら増大していくことで、さまざまな症状があらわれ始めます。

比較的初期の症状としては、耳から膿の出る「耳だれ」や「耳の違和感・痛み」などがありますが、これらは中耳炎の初期症状とも似ているうえ、乳幼児の多くは自覚症状を訴えるのが難しいということから気づかれにくいケースがあります。

三半規管周辺の骨が破壊されると、めまいや耳鳴りなどの症状につながることがあります。さらに、頭痛や顔面神経麻痺など、より重い症状に進む可能性があるため、できるだけ早期の治療が重要です。

また、病変が拡大して耳小骨(音を伝えるために重要な小さな骨)を破壊し始めると、難聴を引き起こすこともあります。

先天性真珠腫の検査・診断

先天性真珠腫は、まず耳鏡検査で鼓膜の奥に白い塊が透けて見えることで疑われます。しかし、大きさや位置によっては確認が難しい場合もあります。

確定診断のためにはCT検査が必要です。真珠腫の範囲や骨破壊の有無、周りの器官への影響などを詳細に評価します。
あわせて、難聴の程度を評価するために、聴力検査も実施します。

細菌感染による炎症がひどい場合は、抗菌薬を選択するための細菌検査がおこなわれることもあります。

配信元: Medical DOC

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