『1日10分でちずを覚える絵本』
『1日10分でちずを覚える絵本』(白泉社刊)
これは正直まだ難しいのでは? と本棚に入れっぱなしにしていたのですが、息子が自らピックアップしてきたのをきっかけに、すっかりお気に入りの一冊へ。“北海道=エイ”、“東京=メダカ”とそれぞれの都道府県の形を、生きものや乗りものなど、子どもが興味を持てるものに例えてくれています。クイズみたいで楽しいようで、何回か読んだら、東北地方などは諳んじていました(驚)! 新幹線に乗り、祖父母の家に遊びに行く際も「今、なんの形の県?」という質問があったり、夫が出張の際は「父ちゃんはなんの形にいるの?」と聞いてきます。それぞれの特産物や有名なものもイラストで描かれていて、なまはげを知ったり、さきゅうに興味を持ったりと会話が弾む弾む。本人の目が向けば、適正年齢なんてないんだな~と感じたこちら。親子で楽しめています。
『もうじきたべられるぼく』
『もうじきたべられるぼく』(中央公論新社刊)
読みながら毎回泣いちゃうので、あまり読みたくない(笑)一冊ですが。食用の牛が、食べられる前に母親がいる牧場へ赴くという内容です。母親と再会したかったけれど、“もうじきたべられるぼく”が目の前に現れたらお母さんは悲しむかもしれないと、遠目で母親の姿を見て、声をかけずに帰っていく。でも母親はふと気が付いて追いかけて——。最後、「せめて ぼくをたべた人が自分のいのちを 大切にしてくれたら いいな」とあって、本当にそうだな、大事にいただかななくてはと、私自身も襟を正す思いで読んでいます。息子はまだ私が泣くことに? な感じですが「食べ物にも命があって、感謝して食べなきゃいけない。当たり前じゃない」ということを、この本を通じて伝えていけたらと思っています。

