買ってから「失敗した!」と思いたくないアウトドア用品はテントだろう。そこで今回は、どういう失敗が起こるのかを紹介してみよう。あらかじめ失敗ポイントを把握して、自分に合ったテントを見つけて欲しい。
1. はじめに:テント選びの失敗は“想定とのズレ”で起こる
テント選びで「失敗した」と感じる瞬間の多くは、スペックが悪いというよりも、使う場面のイメージと実際の使用感が噛み合わないことに起因する。たとえば、広く見えたテントが荷物を入れると途端に狭く感じたり、軽そうに見えたテントが意外と大きくて運びにくかったりと、ミスマッチが生じるのは珍しくない。

キャンプは屋外環境での活動なので、天候・季節・サイトの地形など、条件が変わるたびに求められる性能も変わってくる。だからこそ、失敗しやすいポイントを押さえておくと選択が驚くほどスムーズになる。
2. 失敗ポイント①:サイズ感を考えずに選んでしまう
テントの「◯人用」という表記をそのまま鵜呑みにすると、多くの場合は「人数は入るが快適ではない」という状況になる。これは、定員表記が“寝るだけ”を前提にした基準で作られているためだ。

実際のキャンプでは、寝袋やマットだけでなく、衣類、クーラーボックス、小物類、雨具など、持ち込む荷物がかなりのスペースを占める。また雨の日は前室に荷物を避難させる必要もあるため、前室が狭いモデルでは使いにくくなる。
特にファミリーの場合、子どもの動きやすさや、着替えのしやすさなど“滞在中の生活スペース”が重要になる。サイズ選びは人数だけでなく、荷物量、雨の日の動線、前室の広さまで含めて考えることが失敗を防ぐ。

