「大きな子供」だと思っていた夫。でも → 不登校になった息子を救ったのは、彼のその『欠点』でした

「大きな子供」だと思っていた夫。でも → 不登校になった息子を救ったのは、彼のその『欠点』でした

小学生になった子供に異変

子供が小学生になって数か月が経った頃「学校に行きたくない」と部屋に閉じこもる日が増え始めたのです。

Aさんは親として「何とかしなければ」と必死になりました。
「どうしたの? 何かあった? 先生に相談してみる? 勇気を出して行ってみようよ」

原因を探ったり解決策を提案したりしましたが、その真面目さゆえの必死さが、図らずも子供を追い詰めてしまう結果に。

不登校の情報を集めるAさん。「不登校は悪いことではない、無理に学校に行かせなくてもいい」という情報も見つかりますが、やはり親としての責任感から、「学校に行かせなければならないのではないか」と焦る気持ちを抑えられませんでした。

ありがとう! 子供に寄り添う夫

子供が不登校になったとき、夫は驚くほど自然に子供に寄り添ってくれました。「学校に行かないこと」を問題視するのではなく、ただ目の前の子供と同じ目線で、今楽しいと思えることを一緒に共有してくれたのです。

「パパ、今日はお仕事お休み?」
「おう、パパもたまには家でゆっくりしたいからさ。今日、この間のゲームのボス倒しちゃおうぜ!」

これは、「正解」を求めて必死だったAさんには難しい対応でした。これまで子供と一緒に全力で遊んできた夫だからこそ、子供の心の壁を溶かすことができたのでしょう。

さらに夫は仕事を調整して、在宅に切り替え、子供が家で安心して過ごせる環境を整えてくれました。

そんな夫に子供も心を開き数か月が経った頃、自分のペースを取り戻した子供は「今日、学校行ってみようかな」と、自然に学校に復帰していったのです。大人の理屈ではなく、子供の一番の味方として振る舞える夫の存在に、Aさんは感心せずにはいられませんでした。

「ずっと、しっかりしてほしいって思っててごめんね。あなたにしかできない方法で、あの子を救ってくれたんだね」

夫にそう伝えると、彼は「え? 俺、一緒に遊びたかっただけだよ」と、相変わらずピュアな笑顔で返してきました。

夫の子供っぽさを欠点として捉えるのではなく、「しっかり者の私」と「遊び心を忘れない夫」で、役割を分担していけばいいんだと思えるようになったそうです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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