「大人の膝ですべり台」は危険、子どもの足がねじれて骨折も…小児救急医学会の注意喚起に「知らなかった」の声

「大人の膝ですべり台」は危険、子どもの足がねじれて骨折も…小児救急医学会の注意喚起に「知らなかった」の声

日本小児救急医学会のX公式アカウント(@jsepsns2024)がこのほど、すべり台の利用をめぐって注意を呼びかけたところ、「知らなかった!」と驚きの声が相次ぎ、大きな反響を呼んだ。

「大人の膝に子どもを乗せて滑り台を滑るのは、一見安全なようで、危険です」

公園やアミューズメント施設などで、親が子どもを膝に乗せて、一緒にすべり台を滑る姿は、決して珍しい光景ではないだろう。身近だからこそ、改めて適切な利用方法を知っておきたい。

●「大人の体重で足がねじれて骨折する」

日本小児救急医学会は1月13日、Xに次のような注意喚起を投稿した。

「大人の膝に子どもを乗せて滑り台を滑るのは、一見安全なようで、危険です。途中で足が側面や段差に引っかかると、大人の体重で足がねじれて骨折することがあります。特に3歳未満では要注意です。一人で安全に滑れるまでは避けましょう」

意外性のある内容だったこともあり、子育て中の親とみられるアカウントから、驚きや反省の声が多数上がった。

「十分に気を付けながらではありますが、自分もやった事があり反省」
「よかれと思ってやってる大人が多いでしょうから、もっと一般に知られてほしいです」
「知らずにやってた もうやめる 学会が情報発信してくれるの、ありがたい」

中には、実体験として、子どもがケガをしたとの報告もあった。

「これ最近実際に起きたので注意喚起! 骨折までしてないけど足首ねじれた」

●保育者の両脇に抱えられた子どもが脚を骨折

子どもの事故情報を一元的に集約した東京都のオープンデータベース「子供の事故情報データベース」にも、すべり台で大人と子どもが一緒に滑った際の事故例が掲載されている。

ある保育施設(小規模保育事業)では、保育者がアミューズメントパークのすべり台で、2人の園児を両脇に抱えて滑り降りた。すると、1歳の女児の歩き方に異変があり、整形外科で右下肢骨折と診断され、ギプスを装着することになったという。

女児は着地した際に泣き出したものの、抱かれると泣き止んで眠りについた。しかし、起きて食事をとった後でまた泣いて歩こうとしなかったとされる。

データベースには、保育者が両脇に子どもを抱えて滑った理由についても記載がある。

「他児を膝の上に乗せて滑ろうとした際に、本児が近くに来た為、一人だけ残しておくのは危険だと思い、二人を膝に乗せるよりも、両脇に抱えた方が安全だと考えた」(同データベースから)

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