甲羅に付いた「黒い粒」…実は“おいしさの証拠”だった!
カニの中でも「冬の味覚の王者」と言われるズワイガニ。頻繁に食べられない高級食材だからこそ、身がパンパンに詰まった当たりを引いたときはうれしいですよね。
そんなおいしいカニを見分けるポイントが、甲羅に付着している「黒い粒」です。粒コショウのような見た目のため、「ちょっと気持ち悪いな……」と避けてしまう人もいるかもしれませんが、実はそれは非常にもったいないこと。
この黒い粒の正体は「カニビル」という海生生物の卵です。カニビルは、脱皮してから時間が経過し、甲羅が硬くなったカニを選んで産卵する習性があります。
つまり、「黒い粒がたくさん付いている=脱皮してから十分に時間が経っている」ということ。脱皮直後のカニは殻が柔らかく身入りも少ないですが、時間が経ったカニは身がぎっしりと詰まり、味も濃厚になっている可能性が高いのです。これからは、黒い粒を「おいしさのバロメーター」としてチェックしてみてください。
有名ブランドガニはすべて「オス」だった
ズワイガニは性別によって呼び名や味わいが異なります。「松葉ガニ」「越前ガニ」「加能ガニ」といった有名なブランドガニは、実はすべてオス。体が大きく、脚に身が詰まっているのが特徴です。
一方、メスは「香箱(こうばこ)ガニ」や「セイコガニ」と呼ばれます。オスよりも小ぶりですが、通が好むのはこちら。「内子(うちこ)」と呼ばれる卵がぎっしりと詰まっており、濃厚な珍味として人気を集めています。


