【ホラー漫画】海で溺れかけてしまう少女!?「離岸流」に流された知人の実体験をもとに描く【作者に聞く】

【ホラー漫画】海で溺れかけてしまう少女!?「離岸流」に流された知人の実体験をもとに描く【作者に聞く】

沖へ流されてしまう少女
沖へ流されてしまう少女 / 画像提供:色白ゆうじろうさん

数年前からホラー漫画を描いている色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)さんは、SNSを中心に短編漫画を公開している。独特な世界観がなんとも魅力的で、どの作品も続きが気になってしまう。今回は以前ウォーカープラスでお届けした『離岸流(1)~(3)』を紹介するとともに、作者に本作を描いたきっかけについても伺った。


『離岸流』1-2
『離岸流』1-2 / 画像提供:色白ゆうじろうさん


水泳が好きな中学生のA子さんは、ある夏瀬戸内海の小さな町にやって来た。地元の人からは「あんまり沖へ行かんようにね」などの声を掛けられ、青空の下、海で気持ちよく泳ぎ始める。
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1-6 / 画像提供:色白ゆうじろうさん


泳ぎには自信があったA子さんだが、気が付くと海岸から遠く離れた沖までやって来ていた。慌てて岸まで戻ろうとするが、どんなに必死に泳いでも岸から遠ざかってしまう…。A子さんは方向感覚がなくなり、体力も尽きていくと「このままじゃ…溺れちゃう…」と思う。
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2-2 / 画像提供:色白ゆうじろうさん


そのとき、若い男性が現れて「大丈夫かい!?僕につかまって!」と言って腕をつかまれる。そして「これは離岸流といって…沖へ向かう流れなんだ」と説明をしてくれる。離岸流による水難事故は、あとを絶たないという。
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2-4 / 画像提供:色白ゆうじろうさん


A子さんは男性の腕につかまると、男性は「案内するよ」と言って泳ぎ始める。しばらくすると岸が見え始め、A子さんはようやく岸にたどり着いたのだ。
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2-5 / 画像提供:色白ゆうじろうさん


A子さんは泣きながら「ありがとう!高校生のお兄さん!」と言って、つかんでいた男性の腕を見ると、なんとその腕は骸骨だった!
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3-2 / 画像提供:色白ゆうじろうさん


その後、警察と海上保安庁がやって来て、A子さんは事情を説明する。すると、腕の骨はDNA検査で数週間前に海で行方不明になった高校生だと判明。A子さんは後日彼のお墓を訪ねて、感謝を伝えて冥福を祈ったのであった。

色白ゆうじろうさんに本作を描いた理由を聞くと、「知人から離岸流に流された恐怖体験を聞きました。あまりの恐ろしさから、救われる怪談を描きたいと思ったのがきっかけです」と話してくれた。海では離岸流に流されないよう注意が必要だ。

本作では離岸流の仕組みや回避方法などについて、詳しく説明されている。色白ゆうじろうさんはほかにもホラー漫画を公開しているので、興味がある人はぜひ一度読んでみて!



取材協力:色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)

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配信元: Walkerplus

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