3.猫は生活ノイズを意図的に遮断できる
20dBの音まで察知できる猫にとって、テレビ・ラジオ・目覚まし時計などの日常生活におけるノイズ音は、かなりの騒音に違いありません。ただ猫は、これらの生活ノイズを意図的に遮断できることがわかっています。
人も、何かに集中すると周囲の音が耳に入らないことがありますが、それを意図的に行えるのです。とは言っても、猫の首輪に鈴をつけると、動くたびに高音がしてストレスになる可能性があります。安全面の配慮は鈴に頼らず、飼い主さんの注意でカバーしてあげましょう。
4.猫の耳を自由自在に動かす耳介筋
猫は、耳(耳介)の可動域もとても広いです。耳の向きを変えたり前後や横方向に倒したりするだけでなく、左右の耳を別々に動かせたりもします。
これを実現しているのが、耳介筋と呼ばれる筋肉です。左右に16本ずつ、合計32本の耳介筋があり、これは人の約5倍です。これらの筋肉を左右別々に制御することで、音の立体的な位置情報を捉えているのです。
人の耳介筋も音の方向を調整する役割を担っていますが、ほとんど無意識のうちに働いており、かつごくわずかな動きしかできません。

